練習 H7: リソース配置設定ファイルとともにイメージを書き出す

この練習では、リソース配置設定ファイルとともにイメージを書き出します。

配置設定ファイルには、イメージを図面に挿入するときに使用される挿入点、尺度、回転角度のパラメータ値が格納されます。配置設定ファイルを作成すると、同じイメージを他の図面やアプリケーションに正しい挿入点、尺度、回転角度で挿入することができます。

この練習では、ベクトル データをイメージに合成したことによる変更を反映したイメージを書き出します。書き出し処理の中で、リソース配置設定ファイルが AutoCAD Raster Design toolsetによって作成されます。また、イメージを保存することなく、ワールド配置設定ファイルを作成することもできます。リボンの[ラスター ツール]タブ [挿入と書き出し]パネル [ワールド ファイル] をクリックします。

関連する練習

この練習を行う前に、AutoCAD Raster Design toolsetのオプションが「練習 A1: AutoCAD Raster Design Toolsetのオプションを設定する」で説明したとおりに設定されていることを確認します。

練習

  1. ..\Program Files\Autodesk\ApplicationPlugins\RasterDesign2023.Bundle\Contents\Tutorials¥Tutorial4 フォルダの図面ファイル Hybrid_07.dwg を開きます。
  2. リボンの[ラスター ツール]タブ [挿入と書き出し]パネル [イメージ書き出し] をクリックします。
  3. [書き出し]ダイアログ ボックスで、必要に応じて、書き出すイメージの保存場所を変更します。
  4. ファイル名として Floorplan_update.cal と入力し、ファイルの種類として CALS Type 1 を選択し、[書き出し]をクリックします。
  5. [書き出しオプション]ダイアログ ボックスで、次のように設定します。
    • [図面のイメージへのリンクを保持]チェック ボックスをオンにします。

      これにより、図面のイメージの保存されていたパスが変更されます。図面には、この書き出されたイメージが挿入されます。

    • 配置設定の出力タイプとして、[ワールド ファイル]を選択します。
  6. [完了]をクリックします。
  7. 変更を保存せずに図面を閉じます。