練習 S6: 傾いたラスターを補正する

この練習では、[回転角度補正]を使用して、イメージ フレーム内で歪んだり傾いているイメージを補正します。

関連する練習

この練習を行う前に、AutoCAD Raster Design toolsetのオプションが「練習 A1: AutoCAD Raster Design Toolsetのオプションを設定する」で説明したとおりに設定されていることを確認します。

  1. ..\Program Files\Autodesk\ApplicationPlugins\RasterDesign2023.Bundle\Contents\Tutorials¥Tutorial2 フォルダの図面ファイル Scanned_04.dwg を開きます。

    イメージを移動する

  2. リボンの[ホーム]タブ [修正]パネル [移動] をクリックします。次に、イメージ フレームを選択して、[Enter]を押します。
  3. 拡大ズームし、基点としてラスター イメージの左下コーナーを指定します。イメージ フレームを選択しないように注意してください。
  4. ダイナミック入力を使用している場合は 2 番目の点(目的点)に #0,0 と入力し、ダイナミック入力を使用していない場合は 0,0 と入力します。

    イメージの基点が 0,0 に移動します。

    イメージの回転角度を補正する

  5. リボンの[表示]タブ [名前の付いたビュー]パネル [ビュー管理] をクリックします。次に、[モデル ビュー]ノードを展開し、TU_extents_new という名前のビューを選択し、[現在に設定]をクリックして[OK]をクリックします。
  6. リボンの[ラスター ツール]タブ [編集]パネル [補正]ドロップダウン メニュー [回転角度を補正] をクリックします。
  7. 基点として 0,0 と入力します。
  8. 基準にする角度の基点として 0,0 と入力します。
  9. 拡大ズームし、基準にする角度の 2 点目としてラスター イメージの右下コーナーを指定します。イメージ フレームを選択しないように注意してください。

    イメージの基準線が回転角度操作の参照線として指定されています。

  10. 新しい角度として 0 を受け入れます。

    イメージが図面の水平軸に合わせて調整されます。

  11. リボンの[表示]タブ [名前の付いたビュー]パネル [ビュー管理] をクリックします。次に、[モデル ビュー]ノードを展開し、TU_extents_new という名前のビューを選択し、[現在に設定]をクリックして[OK]をクリックします。回転角度を補正したイメージを確認します。

    回転角度を補正した後のイメージは、イメージ フレーム内でもう傾いてはいません。

  12. 変更を保存せずに図面を閉じます。