このチュートリアルでは、[パレット管理]を使用して、イメージの視覚的な表示を変更する方法を学びます。 このチュートリアルを完了すると、次のことが行えるようになります。
- イメージ内の色を新しい色に変更して、より効果的なイメージにしたり必要のないフィーチャーを非表示する。
- 地図内の色を結合して、目的のフィーチャーを抽出する。
- グレースケール イメージをカラー イメージに変換し、プレゼンテーションに特別な効果を与える。
- イメージに透明色を割り当てる。
- イメージ内の色を結合して、イメージの画質を改善する。
- イメージ パレットを圧縮し、パレットの未使用のエントリを除去する。
[パレット管理]は、グレースケールと 8 ビット形式のパレット カラー イメージ(256色)に対して作用します。イメージ パレットは、ダイアログ ボックス内にグラフィックスで示され、さまざまな方法で保存でき、簡単に使用することができます。個別の色の結合または変更が可能です。[変更]操作を行うとパレット自体だけが変更されます。これに対し、[結合]操作を行うと実際のイメージ データに作用します。[圧縮]操作を行うと、未使用の色が除去され、パレットを整理できます。イメージ パレットを圧縮すると、通常はパレットとイメージ データの両方が変更されます。
このチュートリアルは 3 つの練習で構成されています。各練習はそれぞれ異なるイメージ タイプを使用して、そのイメージ タイプの典型的なカラー パレット操作について説明します。
- スキャンした USGS 地形図: パレットのコントロールを使用して、米国地質調査所(USGS)の地形図の色を背景に合わせることで、その地形図を修正し、フィーチャーを非表示にします。フィーチャーを 1 色に変更して結合します。他のすべての色を変更して背景に合わせることで、フィーチャーを抽出します。
- グレースケールの航空写真:プロジェクトの境界内の特定の領域を調整するために、外部パレットを使用して、プレゼンテーション用に写真を修正します。
- カラーの衛星画像:透明色を割り当て、いくつかの色を結合してフィーチャーの表示を 1 色にし、パレットを圧縮して未使用の項目を除去します。