概要 - 分割道路での横断勾配摺り付け

このセクションでは、分割道路の状況について説明し、各状況で横断勾配摺り付けを適用する方法を示します。

分割片側道路

次の図は、コリドー タイプが分割道路で、横断シェイプが片側である場合を示したものです。この道路では、横断勾配摺り付け中にアドバース クラウン リムーバルが行われます。

分割クラウン付き道路

次の図は、コリドー タイプが分割道路で、各側の横断シェイプがクラウンである場合を示したものです。この道路では、横断勾配摺り付け中にアドバース クラウン リムーバルが行われます。

中央分離帯の取り扱い

分割道路では、分割道路の各側に横断勾配摺り付けを適用するために通常 2 つのオプションがあります。

注: いくつかの基点タイプに対して 1 つの中央分離帯だけが有効です。たとえば、基点を[中央]に設定した分割クラウン付き道路の場合、歪んだ中央分離帯のみが作成できます。

中央分離帯の形状を保持

[中央分離帯の勾配を保持]は、横断勾配摺り付けを適用する際、中央分離帯の高さが横断勾配摺り付けに対応するように高くなることを意味します。このオプションでは、中央分離帯の形状は保持され、 基点の高さが上下されます。

歪んだ中央分離帯

[歪んだ中央分離帯]は、横断勾配摺り付けを適用する際に、中央分離帯の幅は保持されるものの、どちらかの側の高さは横断勾配摺り付けに対応するように上下されることを意味します。このオプションでは、中央分離帯の形状は歪み、 基点は元々の位置を保持します。