[書き出し]タブ([LandXML 設定]ダイアログ ボックス)

このタブを使用して、データを Autodesk Civil 3D から LandXML ファイルに書き出す方法を定義します。

[ID 情報]

[識別要素を書き出し]

ID 情報に関するプロパティを LandXML ファイルに書き出すかどうか指定します。 ID 情報に関するプロパティを LandXML ファイルに書き出す場合は、[オン]を選択します。

注: [識別要素を書き出し][オフ]に設定されていると、その他の ID 情報オプションがすべて無効になります。
[作成者]

LandXML ファイルの作成者を指定します。

[電子メール アドレス]

作成者の電子メール アドレスを指定します。

[会社]

作成者の会社を指定します。

[会社 URL]

会社の URL を指定します。

[データ設定]

[インペリアル単位]

フィート/インチ単位で作業するとき、LandXML データにタグを付ける方法を指定します。

  • 国際フィート: LandXML ファイルのデータに国際フィートのタグを付けます。
  • 測量フィート: LandXML ファイルのデータに測量フィートのタグを付けます。
[角度/方向形式]

書き出された角度と方向の単位を指定します。

  • 度(十進表記)(DDD.DDDDDD): 十進法による角度と方向を書き出します。 十進法による角度では、角度の分と秒を、それに相当する十進小数で表現します。たとえば、3°30'36" は、十進法による角度の 3.51 度に相当します。
  • 角度小数 DMS(DDD.MMSSSS): 角度と方向を度、分、および秒の表記で書き出し、小数の後の数は十進数ではなく、分と秒で読まれます。 たとえば、3°30'36" は 3.303600 と同じ角度です。
  • グラード: 角度と方向をグラードで書き出します(1 = 90°の 1/100、あるいは 360°= 400 グラード)。
  • ラジアン: 角度と方向をラジアンで書き出します(2 PI = 360°)。
注: 方向は、常に方位角として報告されます。LandXML スキーマは方位をサポートしていません。
[読み込み専用ファイルを作成]

LandXML ファイルを読み込み専用ファイルとして作成するかどうか指定します。 これは 2 段階で行われます。LandXML にタグが挿入され、ファイル上のオペレーティング システム ファイルの属性は読み込み専用に設定されます。 読み込み専用を指定する場合は、[オン]を選択します。

[ポイント書き出し設定]

[コードの属性]

LandXML ファイル中の「code」属性に使用するフィールドを指定します。

  • [使用不可]: ポイント注釈を「code」属性に書き出しません。
  • [未処理注釈]: ポイントの未処理注釈を「code」属性に書き出します。
  • 完全な注釈: ポイントの完全な注釈を「code」属性に書き出します。
注: 通常、未処理注釈を「code」属性に書き出します。
[注釈の属性]

LandXML ファイル中の「desc」属性に使用するフィールドを指定します。

  • [無効]: ポイントの注釈を「desc」属性に書き出しません。
  • [未処理注釈]: ポイントの未処理注釈を「desc」属性に書き出します。
  • [完全な注釈]: ポイントの完全な注釈を「desc」属性に書き出します。
注: 通常、完全な注釈を「desc」属性に書き出します。[コードの属性]および[注釈の属性]に対して[使用不可]を選択すると、注釈の書き出しは行われません。
[未処理注釈と同じときに完全な注釈をスキップ]

ファイルが未処理注釈と同じである場合、完全な注釈を書き出すかどうかを指定します。

  • オン: ファイルが未処理注釈と同じである場合、完全な注釈を書き出しません。 たとえば、未処理注釈と完全な注釈が同じである場合は、1 つの値だけが書き出されます。これは、ポイントに注釈キーが定義されていない場合に起こります。
  • オフ: 両方の値を書き出します。
[ポイント参照を書き出し]

ポイント参照を書き出すかどうか指定します。 ポイント参照は、北座標と東座標の代わりに、既知のポイント名を置き換えます。ポイント参照の書き出しを行う場合は、[オン]を選択します。

ポイント参照がない線分要素の始点は次のような形で記述されます。

<Start>5447.73530 4525.60643</Start>

一方ポイント参照がある場合は、次のような形で記述されます。

<Start pntRef="371"></Start>

[ポイント参照の許容誤差]

ポイント参照の許容値を指定します。

たとえば、0.001 を入力すると、関心のあるポイント(たとえば、始点)の 0.001 単位以内に位置するポイントだけが参照として書き出されます。

[注釈キーを書き出し]

注釈キーの定義を書き出すかどうか指定します。 図面内にある注釈キーの定義をすべて書き出す場合は、[オン]を選択します。図面に注釈キーがある場合、メッセージ ダイアログ ボックスが表示されます。

計画線の書き出し設定

線形およびコリドーから作成された計画線も含めて、LandXML を使用して計画線を書き出すことができます。

線形から作成され、書き出された計画線は、親線形が計画線とともに書き出されてから読み込まれても、親線形に対して動的なままになります。

注: 計画線は、線形またはコリドーから直接 LandXML に書き出すことはできず、LandXML に書き出す前にオブジェクトから作成する必要があります。これらのオブジェクトから計画線を作成するには、[線形から計画線を作成]コマンドおよび[コリドーから計画線を作成]コマンドを使用します。
名前のない計画線に名前を追加
書き出すときに名前のない計画線に名前を追加するかどうかを指定します。
計画線名テンプレート
[名前のない計画線に名前を追加]がオンに設定されている場合に使用する名前テンプレートを指定します。 をクリックすると、[名前テンプレート]ダイアログ ボックスが表示されます。

[サーフェス書き出し設定]

[サーフェス データ]

サーフェス データを書き出す方法を指定します。

  • ポイントのみ: サーフェス情報をポイントとして書き出します。 サーフェス定義と同じ北座標、東座標、および標高ポイントを持っているサーフェスを作成します。 三角形は元のサーフェスと異なることがあります。
  • ポイントとサーフェス: 可能な場合、ポイントとサーフェス面の両方を書き出します。 サーフェス情報を面エッジから作成し、サーフェス定義と同じサーフェスを作成します。
注: サーフェスを LandXML に書き出すときに、サーフェス データの一部としてサーフェス ブレークライン データが自動的に書き出されます。ブレークラインは、計画線または 3D ポリラインのいずれかとして LandXML から図面への再読み込みを行うことができます。
[流域]

サーフェス データと同時に流域情報を書き出すかどうかを指定します。流域に関する情報を LandXML ファイルに書き出す場合は、[オン]を選択します。

[区画書き出し設定]

[区画の方向]

区画を書き出す際の始点からの向きを指定します。区画は、右回りまたは左回りの順番で書き出されます。

  • [右回り]: 区画を右回りの順番で書き出します。
  • [左回り]: 区画を左回りの順番で書き出します。

[線形書き出し設定]

[横断を書き出し]

[オン]に設定すると、線形に対して横断抽出ラインが定義されている場合に限り、横断データが書き出されます。