モデル内のジオメトリ要素の長さ、直径、または回転角を指定するには、寸法情報を追加します。
モデルでは、そのサイズと維持を定義するための寸法情報が必要です。寸法は通常、モデルのジオメトリ フィーチャを完成させた後に追加しますが、作成処理中であればいつでも追加できます。寸法を追加する場合、モデルのフィーチャのサイズと位置を制御するルールを適用します。寸法は、条件と連動して機能します。モデルは、寸法が変更されたときに更新されます。
寸法によって、モデル内のジオメトリ要素の長さ、直径、または回転角が指定されます。寸法が追加されると、対応するサイズ パラメータも追加されます。このパラメータによって、寸法のプレースホルダ値が作成されます。この値によって、寸法値を柔軟に定義できます。寸法は、既定の数値条件または計算式として定義できます。これらは区別なく使用できますが、それぞれ特定の用途があります。
パーツ ビルダは、各寸法パラメータに変数名を割り当てます。文字と数字を使用して、寸法のタイプ(長さや直径など)と寸法がモデルに追加されたシーケンス(1 は最初、2 は 2 番目など)を表現します。寸法のサイズ変更によってモデル シェイプが歪まないように、大きい寸法を最初に定義します。寸法のタイプは、選択するフィーチャと寸法を配置する場所によって異なります。
寸法タイプを表示
パーツ ビルダでは、7 種類の寸法をモデルに追加できます。
すべてのタイプのジオメトリのペアに対して定義できます。2 つのフィーチャ間の値を定義します。負の距離寸法値は指定できません。2 本の線分間の距離寸法を追加する場合、これらの線分は一定の距離を保って平行となります。
すべてのタイプのジオメトリのペアに対して定義できます。2 つのフィーチャ間の水平方向の値を定義します。負の距離寸法値は指定できません。
すべてのタイプのジオメトリのペアに対して定義できます。2 つのフィーチャ間の垂線方向の値を定義します。負の距離寸法値は指定できません。
すべてのタイプのジオメトリのペアに対して定義できます。2 つのフィーチャ間の平行方向の値を定義します。負の距離寸法値は指定できません。
すべてのタイプのジオメトリのペアに対して定義できます。2 つのフィーチャ間の垂直方向の値を定義します。負の距離寸法値は指定できません。
円および円弧ジオメトリに対して定義できます。円フィーチャの直径値を定義します。
線ジオメトリのペアに対して定義できます。2 本の線フィーチャ間の角度の値を定義します。