既存のサーフェス データまたはポリラインを使用して集水域を作成することにより、集水領域のモデルを作成することができます。
集水域オブジェクトは境界と流路から構成されています。境界は流出を生成する流域領域を表します。流路は、集水域からの流出流の集中時間データを表しています。この集中時間データは、TR-55 法を使用して定義することができます。または、ユーザ定義も可能です。
集水域がパイプ ネットワーク構造に関連付けられている場合、更なる解析やモデルの開発のために、集水データを Autodesk Storm and Sanitary Analysis に書き出すことができます。
00:02:47 音声付き 集水を使用すると、既存のサーフェス データまたはポリライン データを使用して、排水域を作成することができます。 |
[集水域]は[ツールスペース]の[プロスペクター]タブからアクセスでき、関連付けられている集水域スタイルと設定は[ツールスペース]の[設定]タブからアクセスできます。図面上で集水域を選択すると、[集水域]コンテキスト リボンが表示され、集水域関連コマンドにアクセスすることができます。
集水域オブジェクトは境界と流路から構成されています。境界は流出を生成する流域領域を表します。流路は、集水域からの流出流の集中時間データを表しています。この集中時間データは、NRCS (SCS) TR-55 法を使用して定義することができます。または、ユーザ定義も可能です。
既存のサーフェス データが使用可能な場合、このサーフェス データから集水域と流路を定義することができます。
[ウォーター ドロップ]コマンドを必要に応じて使用して、Autodesk Civil 3D がサーフェスからの流路を計算する方法を確認します。このコマンドが、制限された場所または三角形分割問題などのサーフェスの不規則性のために、希望どおりの結果が得られない場合、[オブジェクトから集水域を作成]を使用して、手動で作成した流路を選択することもできます。
既存のサーフェス データが使用不可能な場合、ポリラインから集水域と流路を定義することができます。ポリラインが標高データを持っている場合、流路の勾配のためにそのデータを使用するか、または[水流セグメント]ビスタを使用して後で流路セグメントの勾配を編集することができます。