現在の図面の InfraWorks の橋梁データセットを管理するには

更新された IMX データセットからの図面への橋梁の再ロード、データセット プロパティの表示、図面からの橋梁の削除を行うには、[InfraWorks データセット マネージャ]を使用します。

[InfraWorks モデルを開く]コマンドを使用して InfraWorks IMX データセットを Civil 3D に取り込んでから、IMX データセットが変更された場合は、[InfraWorks データセット マネージャ]ダイアログ ボックスを使用して橋梁を図面に再ロードできます。

注: [InfraWorks データセット マネージャ]ダイアログ ボックスには、図面に取り込まれた橋梁を含む IMX データセットのみが一覧表示されます。SQLITE InfraWorks データセットは一覧表示されません。

[InfraWorks データセット マネージャ]を開くには

橋梁データセットのステータスとプロパティを確認するには

  1. [InfraWorks データセット マネージャ]ダイアログ ボックスで、データセットの[ステータス]列を確認します。
    • 保存されたパスのデータセットが図面に取り込まれてから変更されていない場合(図面が最新の場合)は、[ロード済み]が表示されます。
    • 保存されたパスのデータセットが図面に取り込まれた後に変更された場合は、[未更新]が表示されます。[プロパティ]セルのリンクをクリックすると、IMX データセットのステータスを表示できます。データセットを再ロードして図面を更新するには、チェック ボックスを選択して[再ロード]をクリックします。
    • [保存パス]列に表示されたパスでデータセットが見つからない場合は、[見つかりません]と表示されます。
    • IMX データセットにデータセット プロパティ情報を含む対応する JSON ファイルがない場合は、[不明]が表示されます。これは、関連付けられた JSON ファイルが失われている場合、データセットが InfraWorks の旧バージョンから出力された場合、または InfraWorks の[土木構造物をパブリッシュ]コンテキスト メニューのコマンドではなく[IMX に書き出し]コマンドを使用して出力された場合に、発生することがあります。このようなデータセットは、ステータスもプロパティも表示できません。
      注: 関連付けられた JSON ファイルは、[土木構造物をパブリッシュ]コンテキスト メニューのコマンドを使用して、IMX データセットが InfraWorks からパブリッシュされるときに作成されます。
  2. データセットの[プロパティ]列で、[プロパティ]リンクをクリックします。

    [InfraWorks データセットのプロパティ]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. プロパティを確認し、[OK]をクリックします。

図面に橋梁データセットを再ロードするには

[土木構造物をパブリッシュ] [既存を更新]コマンドを使用して、現在の図面で使用されている IMX データセットを InfraWorks から再パブリッシュすると、参照データが変更されたことを知らせる通知メッセージが Civil 3D のステータス バーに表示されます。

メッセージの[InfraWorks データセットを管理]リンクをクリックして、[InfraWorks データセット マネージャ]ダイアログ ボックスを表示します。

  1. [InfraWorks データセット マネージャ]ダイアログ ボックスで、データセットのチェック ボックスを選択します。
  2. [再ロード](Reload)をクリックします。
    • [再ロード]オプションは、IMX データセットのデータを使用して図面内の橋梁オブジェクトを更新し、縦断ビューの橋梁投影を更新します。
    • [再ロード]オプションでは、データセット内の橋梁のみが再ロードされ、選択した IMX データセット内に存在する可能性のある他の InfraWorks オブジェクト タイプは再ロードされません。
    • 橋梁の変更により、InfraWorks でコンポーネント道路などの別のフィーチャが更新された場合、データセットを再ロードしても図面では更新されません。最適な結果を得るには、図面内の橋梁と道路の両方を削除してから、[InfraWorks モデルを開く]コマンドを使用して、それらを再度一緒に取り込みます。これにより、関連オブジェクトが最新のものになり、橋梁のコリドー リージョンが正しく作成されます(たとえば、橋梁の領域に法面展開が生じなくなります)。
ヒント: [プロスペクター]ツリーで橋梁を右クリックし、コンテキスト メニューの[再ロード]をクリックして、橋梁を図面に再ロードすることもできます。

図面から橋梁を削除するには

図面から橋梁を削除するには、関連付けられているデータセットを削除します。

  1. [InfraWorks データセット マネージャ]ダイアログ ボックスで、データセットのチェック ボックスを選択します。
  2. [削除]をクリックします。

    [削除]オプションを使用すると、図面からデータセット内の橋梁を完全に削除します。

    選択した IMX データセットから図面に作成された橋梁のみが図面から削除されます。IMX データセットから図面に作成された可能性のある他のオブジェクト タイプは削除されません。

次の方法を使用して図面から橋梁を削除することもできます。次の方法を使用して橋梁または橋梁コンポーネントを削除すると、[InfraWorks データセット マネージャ]ダイアログ ボックスで橋梁ソースが削除されず、データセットを図面に再ロードすることで橋梁を復元できます。