Civil 3D と InfraWorks の間でワークフローを使用して、コリドー設計に橋梁を追加できます。
道路設計者が Civil 3D で線形またはコリドーを設計してから、橋梁設計者が InfraWorks にその線形またはコリドーを取り込み、設計された道路ジオメトリを利用して、InfraWorks で橋梁を追加することができます。橋梁を作成したら、橋梁設計者は、道路設計者が Civil 3D に取り込める IMX データセットに橋梁をパブリッシュできます。
橋梁設計ワークフローは、Civil 3D または InfraWorks で開始できます。次の表は、Civil 3D で開始するワークフローの手順を示しています。このワークフローでは、線形またはコリドーを作成し、InfraWorks に取り込み、InfraWorks で橋梁を追加してから、Civil 3D に橋梁を取り込みます。また、InfraWorks で Civil 3D に取り込むコンポーネント道路と橋梁を作成することから開始することもできます。
共有メンバー | Workflow | [注記] |
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Civil 3D を使用する道路設計者。 |
道路設計者は次の作業を行います。
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InfraWorks から Civil 3D の図面にリンクするには、InfraWorks と Civil 3D の両方が同じコンピュータにインストールされている必要があります。 |
InfraWorks を使用する橋梁設計者。 |
橋梁設計者は次の作業を行います。 |
InfraWorks で作成された橋梁: 橋梁を IMX データセットにパブリッシュするには、InfraWorks で橋梁を選択し、右クリックして[土木構造物をパブリッシュ]コンテキスト メニューを表示し、[新規作成]を選択します。 |
Civil 3D を使用する道路設計者。 |
道路設計者は次の作業を行います。
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InfraWorks の橋梁とコンポーネント道路が Civil 3D に取り込まれたときに作成された橋梁: Civil 3D の縦断ビューに投影された橋梁: 注: 平面図作成ツールを使用して作成したシートに投影オブジェクトを表示するには、[シートを作成]コマンドを使用した後に橋梁を投影する必要があります。
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InfraWorks を使用する橋梁設計者。 |
橋梁設計者は次の作業を行います。
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橋梁を IMX データセットに再パブリッシュするには、InfraWorks で橋梁を選択し、右クリックして[土木構造物をパブリッシュ]コンテキスト メニューを表示し、[既存を更新]を選択します。 |
Civil 3D を使用する道路設計者。 |
道路設計者は次の作業を行います。
ヒント: 橋梁ワークフローの詳細については、「InfraWorks ヘルプ」を参照してください。
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[土木構造物をパブリッシュ] [既存を更新]コマンドを使用して、現在の図面で使用されている IMX データセットを InfraWorks から再パブリッシュすると、次の通知メッセージが Civil 3D のステータス バーに表示されます。
参照データが変更されました 参照されている InfraWorks データが変更されたため、再ロードが必要な場合があります。 |
InfraWorks では、[土木構造物をパブリッシュ]コンテキスト メニューを使用して、橋梁の IMX データセットを書き出すことができます。橋梁を含む複数のオブジェクト タイプを含む IMX データセットは、[IMX に書き出し]コマンドを使用して書き出すことができます。