概要 - 線形の警告記号をオフにする

線形設計において違反があることを示す警告記号は、表示のオン/オフを切り替えることができます。

警告記号をオフにするには、いくつかの方法があります。以下、それらの方法について、推奨される順に説明します。

線形ジオメトリを修正する

指定した設計を満たすように線形を修正します。この場合、図面ウィンドウ、[線形図形]ビスタ、および[線形レイアウト パラメータ]ダイアログ ボックスの警告記号がクリアされます。

基準に基づいた設計機能では、線形の中で設計速度が 0(ゼロ)に設定されている部分の検証は行われません。

注: サブ図形に複数の違反がある場合、図面に 1 つの警告記号が表示されます。警告記号をクリアするには、すべての違反をクリアするようにそのサブ図形を修正する必要があります。

詳細は、「線形基準違反を修正するには」を参照してください。

線形スタイルを変更する

現在の線形スタイルの[警告記号]表示コンポーネントをオフにするか、または[警告記号]表示コンポーネントをオフにした線形スタイルを別途作成します。この場合、図面ウィンドウでそのスタイルを使用する線形に対して表示されている警告記号はクリアされますが、[線形図形]ビスタおよび[線形レイアウト パラメータ]ダイアログ ボックスの警告記号はクリアされません。

詳細は、「線形スタイルをコピー、編集するには」を参照してください。

Autodesk Civil 3D の[解決ヒント]をオフに切り替える

警告記号は、[オプション]ダイアログ ボックスの[AEC エディタ]タブにある[解決ヒント]設定を使用して制御します。すべての図面に対して警告記号を非表示にする場合は、[製図]チェック ボックスをオフにします。この場合、図面ウィンドウに表示されている線形および縦断の警告記号はすべてクリアされますが、[線形図形]ビスタおよび[線形レイアウト パラメータ]ダイアログ ボックスの警告記号はクリアされません。

詳細は、「[AEC エディタ]タブ([オプション]ダイアログ ボックス)」を参照してください。

重要: [オプション]ダイアログ ボックスでの設定内容は、Autodesk Civil 3D の動作全体に影響を与えます。[解決ヒント]の[製図]チェック ボックスをオフにすると、現在使用中の Autodesk Civil 3D 上で開いた各図面において、すべての線形オブジェクトおよび縦断オブジェクトに対する警告記号が非表示になります。

設計機能をオフに切り替える

線形から設計記基準の関連付けを解除するか、または[要素間の連続性をチェック]オプションをオフにします。交点オプション、線形のデザイン チェック セット、設計基準ファイルは、[線形プロパティ]ダイアログ ボックスでオフにできます。この場合、図面ウィンドウ、[線形図形]ビスタ、および[線形レイアウト パラメータ]ダイアログ ボックスの警告記号がクリアされます。

詳細は、「既存の線形に設計基準を適用するには」を参照してください。

重要: 設計機能をオフにすると、いずれの設計基準に関しても線形設計の検証は行われません。