ねじデータのスプレッドシートを使用するには

ねじタイプを並べ替えたり、ねじ指定およびねじタイプ名をカスタマイズできます。また、カスタムねじタイプまたはボルト穴タイプを作成することもできます。

[ねじ]および[穴]ダイアログでねじタイプを並べ替える

[穴]および[ねじ]ダイアログ ボックスに表示するねじタイプの順序を、最も頻繁に使用するものを最初に表示するように変更できます。

  1. Inventor を閉じた状態で、Thread.xls ファイルを開きます。
  2. 編集するねじタイプのタブをクリックします。
  3. セル D1 で、並べ替え順序を表す番号を優先度に合わせて 1 ~ n の値に変更します。番号が連番である必要はありません。
  4. スプレッドシートを保存します。
  5. Inventor を起動して、変更を確認します。

ねじ指定をカスタマイズする

ねじデータのスプレッドシートの[カスタムねじ指定]列に、各ねじサイズのねじ指定の文字列を入力します。この文字列はねじフィーチャおよびねじ穴フィーチャで使用可能になり、図面の穴注記で修復可能になります。
  1. Inventor を閉じた状態で、Thread.xls ファイルを開きます。
  2. 編集するワークシートのタブをクリックします。
  3. [カスタムねじ指定]列(平行ねじのワークシートでは列 D、テーパねじのワークシートでは列 B)を見つけて、セルに必要な編集を加えます。
    注: スプレッドシート エラーを回避するために、[カスタムねじ指定]列のみを編集し、[ねじ指定]列は編集しないでください。複数の行に同じねじ指定が表示される場合は、それらの各行でカスタムねじ指定を同じにする必要があります。
  4. スプレッドシートを保存します。
  5. Inventor を起動して、変更を確認します。

ねじタイプの名前をカスタマイズする

ねじタイプの名前を変更すると、使用言語や組織の命名規則に合った名前が穴フィーチャとねじフィーチャのダイアログ ボックスに表示されるようになります。

  1. Inventor を閉じた状態で、Thread.xls ファイルを開きます。
  2. 編集するワークシートのタブをクリックします。
  3. セル B1 で、カスタムねじタイプを示すテキストを適切な名前に変更します。
  4. スプレッドシートを保存します。
  5. Inventor を起動して、変更を確認します。

カスタムねじタイプまたはボルト穴のタイプを作成する

  1. Inventor を閉じ、Thread.xls ファイルを開きます。
  2. 同じタイプ(平行またはテーパ)の既存のワークシートをコピーします。
  3. データ行(4 行目以下)のほとんどまたはすべてを削除し、必要に応じてデータ行を追加します。
  4. ワークシート名(ねじのタイプ名)とカスタムねじのタイプ名(セル B1/C1)を変更します。
  5. セル A1 と D1 を編集します。
  6. ファイルを保存します。
    注: 起動時に、Excel ファイルに対する変更が反映されます。参照用スプレッドシートのねじデータは、実際のモデルと関連付けられていません。スプレッドシートを変更しても、作成済みのねじが変更されることはありません。

同じ手順を使用して、Clearance.xls ファイルにはボルト穴タイプを追加します。