特定のビューまたはジオメトリに文字注記を追加し、文字書式、計測、引出線を調整します。
2019.2, 2022
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[引出線注記]を選択して、図面に引出線付きの注記を追加します。注記の引出線をビューかビュー内のジオメトリにアタッチした場合、ビューを移動または削除すると、注記も同じように移動または削除されます。
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注: 既定の文字書式は、アクティブな製図規格のオブジェクトの既定スタイルで指定されている引出線注記によって決まります。
ヒント: 引出線を作成する際に、キーボードで[Ctrl]キーを押したままにすると、15 度単位での引出線スナップが有効になります。
引出線付きの注記を追加する
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- リボンで、[注釈]タブ
[文字]パネル
[引出線注記]の順にクリックします。
- グラフィックス ウィンドウで、クリックして引出線の始点を設定します。ハイライト表示されたエッジや点に始点を配置すると、引出線はそのエッジもしくは点にアタッチされます。
寸法補助線を作成するには、引出線のアタッチ点をエッジに沿ってドラッグします。
- カーソルを移動し、クリックして引出線に頂点を追加します。頂点は必要なだけ追加できます。
- 文字の位置を右クリックし、[続行]を選択して[文字書式]ダイアログ ボックスを表示します。
- [文字書式]ダイアログ ボックスで、テキスト ボックスに文字を入力します。ダイアログ ボックスのオプションを使用すれば、記号や名前の付いたパラメータを追加したり、文字書式を変更したりできます。
注: ダイアログ ボックスで文字書式を変更すると、この文字の寸法スタイルの文字サブスタイルだけがオーバーライドされます。すべての文字の既定の書式を変更するには、指定されている文字サブスタイルを変更するか、オブジェクトの既定スタイルを変更して別の寸法スタイルを指定します。
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引出線注記を編集する
注記内の文字を編集したり、記号やパラメータを変更できます。
- 引出線注記を選択して右クリックし、メニューから[引出線注記を編集]を選択します。
- [文字書式]ダイアログ ボックスのテキスト ボックス内でクリックして挿入点を設定します。文字を削除または追加したり、ダイアログ ボックスのオプションを使用することにより、記号や名前の付いたパラメータを追加したり文字書式を変更することができます。
引出線注記の単位属性を変更する
2 つの計測単位でパラメータを表示するように、引出線注記を設定できます。関連付けられている製図規格で指定された単位と、定義されている変換単位で表示されます。
- 引出線注記を選択して右クリックし、メニューから[単位属性を編集]を選択します。
- [標準の表記法を使用]のチェックボックスをクリックしてチェックマークをオフにします。
- 属性を設定します。
矢印を編集するには
引出線の終端記号を変更できます。
- 引出線注記を選択して右クリックし、メニューから[矢印を編集]を選択します。
- [矢印を変更]ダイアログ ボックスで、矢印をクリックし、一覧からターミネータを選択します。
頂点を引出線に追加する
引出線に点を追加し、点をドラッグして引出線に追加の頂点を定義できます。
- 引出線注記を選択して右クリックし、メニューから[頂点/引出線を追加]を選択します。
- 引出線上でカーソルを移動し、クリックして新しい点を配置します。
- 新しい点をクリックし、希望の位置までドラッグします。
引出線注記の作成中にスタイルを変更する
[注釈]タブの[形式]パネルで、[スタイル]一覧の矢印をクリックしてスタイルを選択します。
既存の引出線注記のスタイルを変更する
変更する引出線注記を選択し、[注釈]タブの[形式]パネルで、[スタイル]一覧の矢印をクリックしてスタイルを選択します。
インスタンス プロパティを引出線注記として表示する
インスタンス プロパティは、親アセンブリに保存されている個々のコンポーネント インスタンスに割り当てられるプロパティです。iProperty とは異なり、インスタンス プロパティは参照コンポーネント ファイルに影響しません。インスタンス プロパティの値は、カスタム iProperty の値よりも優先順位が高くなります。カスタム iProperty が存在し、同じ名前のインスタンス プロパティを作成する場合、カスタム iProperty をカバーするインスタンス プロパティが作成されます。インスタンス プロパティを引出線注記として表示する方法については、「インスタンス プロパティを使用するには」を参照してください。