スケッチ記号

図面またはテンプレートの規格の記号を作成し、共有したり後から使用するために、記号ライブラリに保存します。

新機能の紹介: 2022.12023

スケッチ記号でサポートされているファイル タイプには、IDW および DWG があります。

ローカル スケッチ記号は、ブラウザの[図面リソース] [スケッチ記号]フォルダに保存されます。現在の図面で作成された記号は、ローカルに保存したり、外部の記号ライブラリに保存することができます。テンプレート ファイルで作成された記号は、テンプレートを使用してすべての図面でローカルに使用できます。スケッチ記号ライブラリに追加および保存した記号は、複数のユーザおよびコンピュータからアクセスすることができます。

スケッチ記号には、ジオメトリ、文字、iProperty、インポートされたビットマップ イメージがあります。

新たに定義したスケッチ記号は[図面リソース]の[スケッチ記号]フォルダに追加されます。スケッチ記号を作成して挿入したり、記号ライブラリから挿入する場合、記号の各インスタンスは現在のシートの[スケッチ記号]ブラウザ ノード、および[図面リソース]フォルダに一覧表示されます。[スケッチ記号]フォルダ内に独自のフォルダを定義し、使用する記号を整理します。

スケッチ記号を選択して配置するには、[スケッチ記号を挿入]コマンドを使用します。コマンドで最後に使用した設定は、ユーザごとに次の Inventor セッションまで保持されます。

スケッチ記号の作成と使用のガイドライン:

スケッチ記号をフォルダに整理する

図面ブラウザの[スケッチ記号]フォルダ内にフォルダを定義します。このフォルダは、設計の要求に従って使用する記号をグループにまとめるために使用します。シンボルを作成する前に、フォルダに図面ブラウザを保存するように選択することができます。そして、記号の作成時に、ブラウザを適切なフォルダに移動します。また、すべての記号を作成してからフォルダを定義し、記号をそのフォルダ内に移動することもできます。これらの技法を単独または組み合わせて使用することで、図面ブラウザでの記号の順序を指定することができます。

記号フォルダの作成には 2 種類の方法があります。空のフォルダを作成するか、記号ノードを事前選択して、新しいフォルダに追加するか、記号ライブラリに保存するときに、ブラウザのリソース フォルダを保持することができます。スケッチ記号フォルダはフォルダ アイコンによって表示され、他の Inventor ブラウザ フォルダと同じ操作で開いたり閉じることができます。

注: スケッチ記号フォルダでは、コピーと貼り付けはサポートされていません。したがって、スケッチ記号フォルダまたは図面シートのコピーおよび貼り付けを行った場合、フォルダ内のスケッチ記号は貼り付けられますが、フォルダは貼り付けられません。これらの共通のフォルダおよびシンボルが定義された図面テンプレートの作成について検討してください。

スケッチ記号を共有ライブラリに整理する

ユーザが定義したスケッチ記号は、モデル ブラウザで右クリック [シンボル ライブラリに保存]オプションを選択して、記号ライブラリに直接追加することができます。必要に応じて、既存のシンボル ライブラリを表示するか、新しいシンボル ライブラリを作成してから、記号を保存します。

スケッチ記号ライブラリ(IDW ファイル、DWG ファイル)は、外部の[デザイン データ]フォルダ(C:¥Users¥Public¥Documents¥Autodesk¥Inventor [リリース番号]¥Design Data¥Symbol Library)にある[スケッチ記号]フォルダで追加、削除、アーカイブ、名前変更、保存できます。

注: モデル ブラウザの[スケッチ記号]ノードから複数の記号を選択して、ライブラリに保存することができます。[すべてをシンボル ライブラリに保存]コマンドも使用できます。ライブラリに移動する場合、フォルダ構造を維持するには、[リソースのフォルダ構造を保持]チェック ボックスをオンにします。