論理トポロジ

論理トポロジは、すべてのフィーチャ クラスのフィーチャを接続します。フィーチャは空間的に接続されていたり、ジオメトリを持っている必要はありません。論理トポロジはポイントとポイント、ラインとライン、ラインとポイント、または属性フィーチャと属性フィーチャを接続できます。たとえば、論理トポロジで下水道ネットワークや送電線を表すことができます。

論理トポロジの一部であるフィーチャ クラスごとに、ボタンがフィーチャ クラス フォームに追加されます。[接続 <トポロジ名>]ボタンを使用して、接続システム テーブル <トポロジ名>_CONN を開きます。

流れ方向の管理

論理トポロジを定義するときは、トポロジ内のすべてのフィーチャで有効な既定の流れ方向を指定します。たとえば、既定の流れ方向を逆方向に設定し、AutoCAD Map 3D ツールセット で、[接続の管理]ダイアログ ボックスを使用して特定の流れ方向を設定します。

流れ情報がフィーチャ データと一緒に格納されている場合、流れ方向と一緒に流れのオプションを示す値を格納するフィーチャ クラス属性を指定できます。たとえば、道路フィーチャ クラスが属性 DIRECTION を使用して流れを格納している場合は、その属性を使用して流れ方向を定義します。

[接続許容値の半径]

接続許容値の半径は、フィーチャが別のフィーチャに空間的に接続されるかどうかを決定します。たとえば、AutoCAD Map 3D ツールセット を使用して、フィーチャをディジタイズする場合、許容値内にフィーチャがある場合、接続は自動的に作成されます。

また、トポロジの初期化中に空間的に接続されたフィーチャの接続が接続テーブルに自動的に追加されます。

接続許容値の半径は変更できます。半径では、インダストリ モデルの既定の長さ単位が使用されます。たとえば、座標系でメートルが使用されている場合、単位はメートルです。

接続許容値の半径を変更した場合、トポロジをもう一度初期化する必要があります。

ユーティリティ トポロジ

ユーティリティ モデルの場合、制約が適用されます。ユーティリティ モデルの作成中に論理トポロジを作成します。「データ モデル: ユーティリティ テーブル」も参照してください。

ネットワーク トポロジは、弧節ノード モデルに基づく論理トポロジのサブ タイプであり、ジオメトリに基づいています。ユーティリティ モデルは、ポイントとラインを接続する論理トポロジに基づいています。

水道、ガス、または下水道などのユーティリティ アプリケーションは、ユーティリティ モデルに適合する論理トポロジを使用します。

ユーティリティ ネットワークのデータ モデル コンポーネントは、弧節ノード モデルに基づく論理トポロジを必要とします。ユーティリティ モデルを作成中に、適切な論理トポロジを作成できます。