接線ウェイトを変更する

Maya では、接線は既定ではウェイト付けされていません。つまり、接線はロックされており、角度は変更できますが長さは変更できません。接線の長さをドラッグして調整する場合は、接線のタイプをウェイト付き(Weighted)に変更する必要があります。

接線ウェイトが設定されておらず、ロックされている場合、接線ハンドルはグラフ エディタ(Graph Editor)のグラフ ビューに三角形として表示されます。接線がウェイト付けされると、ハンドルは正方形で表示されます。

非ウェイト付き接線: 角度を変更することはできますが、長さを変更することはできません

ウェイト付き接線:角度と長さを変更できます

非ウェイト付き接線(三角形)ハンドルでは接線の角度のみが調整され、接線の長さはロックされ調整できません。ウェイト付き接線(正方形)ハンドルでは長さと角度の両方を調整できます。接線の長さを変更すると、位置のイーズインとイーズアウトが調整されます。

接線のウェイトを変更するには

  1. グラフ エディタ(Graph Editor)でキーフレームを右クリックし、ウェイト付き(Weighted)を選択します。
  2. 次に、接線(Tangents)メニュー接線の長さを解放(Free Tangent Length)を選択して、接線がロックされていない(解放されている)ことを確認します。
  3. ヒント: すべての接線に対する既定の接線ウェイト動作を設定するには、グラフ エディタ(Graph Editor)のカーブ(Curves)メニュー既定の接線ウェイト(Default Tangent Weight)を使用します。

関連項目