モーション パスにオブジェクトをアタッチする

この手順を開始する前に、パスに使用するカーブを作成します。読み込んだカーブ、またはカーブ ツールのいずれかを使用して作成したカーブのどちらかです。「NURBS カーブの描画」を参照してください。
注: カーブを描画して 2 つの終点を結合し、閉ループを作成する場合、モデリング(Modeling)メニューに切り替え、カーブ > 開く/閉じる > (Curves > Open/Closeを選択します。

YouTube の『Maya Learning Channel』で、モーション パスの簡単なチュートリアルをご覧ください。

オブジェクトをカーブにアタッチしてモーション パスを作成するには

  1. パス上でアニメートするオブジェクトを選択し、[Shift]キーを押しながらそのカーブを選択します。
    注: [Shift]キーを押しながら複数のオブジェクトを選択し、そのオブジェクトを同じパス カーブにアタッチできます。パス カーブは最後に選択することを忘れないでください。
  2. アニメーション(Animation)メニュー セットから、コンストレイント > モーション パス > モーション パスにアタッチ(Constrain > Motion Paths > Attach to Motion Path) > を選択します。
  3. モーション パスにアタッチ オプション(Attach to Motion Path Options)ウィンドウで、次の操作を行います。
    • タイム スライダ(Time Slider)でアニメーションのタイム レンジ(Time range)を選択するか(推奨)、または開始/終了(Start/End)を選択してタイム スライダ(Time Slider)の範囲内で時間を指定します。
    • 追従(Follow)をオンに設定します。

      追従(Follow)オプションをオンに設定した場合は、フロント軸(Front Axis)オプションとアップ軸(Up Axis)オプションを使用して、3 つのローカル回転軸(XYZ)のどの軸に基づいてオブジェクトの前面と上面を決めるかを指定します。

    • オブジェクトの前面として選択した軸をフロント軸(Front Axis)オプションで指定し、オブジェクトの上面方向として選択した軸をアップ軸(Up axis)オプションで指定します。
    • 自転車やバイクのように、モーション パスの各カーブ上でオブジェクトを内方向に傾ける場合は、必要に応じてバンク(Bank)を選択します。
  4. モーション パスにアタッチ オプション(Attach to Motion Path Options)ウィンドウで、アタッチ(Attach)をクリックします。
    オブジェクトが、タイム レンジ(Time range)設定で指定したカーブ上のポイントに移動します。

    それぞれのカーブの端に、番号が付いた 2 つのモーション パス マーカーが表示されます。これらのマーカーは、アニメーション パスの開始と終了のフレームを示します。

  5. オブジェクトのアニメーションを表示するには、再生コントローラで再生(Play)ボタンをクリックします。

    このトピックで取り上げる例では、モーション パス上のヘリコプターの向きは角度が固定されているため、着地時に誤った方向に向いています。モーション パス上のオブジェクトの方向のキーを設定する方法を学習するには、「パス オブジェクトの向きを調整する」を参照してください。

    ヒント: オブジェクトがモーション パスに追従しない場合は、図示のオブジェクトのように、オブジェクトの親で既存のトランスフォームが行われている可能性があります。オブジェクトを強制的にパスに追従させるには、アウトライナ(Outliner)を開いて、親オブジェクトを選択するか、またはオブジェクトではなく、オブジェクトの親をモーション パスにアタッチし、オブジェクト(子)がパス上に配置されるまで、親のピボットを移動します。