変形可能なオブジェクト、ポイント、デフォーマ メンバーシップ

デフォーマで、NURBS カーブ、NURBS サーフェス、ポリゴンサーフェス(メッシュ)、およびラティスなどの任意の変形可能オブジェクトにデフォメーション エフェクトを作成できます。

Maya のサブディビジョン サーフェスも変形可能です。詳細については、「Maya ドキュメント アーカイブ」から『サブディヴィジョン サーフェス』マニュアルをダウンロードしてください。

Maya の API 開発ツールを使用すると、カスタムの変形可能オブジェクトを定義することができます。詳細については、「Maya 開発者ヘルプ」を参照してください。

キャラクタのモデルは 1 つの変形可能オブジェクト(たとえば、1 つの大きなポリゴン サーフェス)で構成されることもあれば、複数の変形可能オブジェクトのグループ(たとえば、NURBS サーフェスのグループ)で構成されることもあります。

コントロール ポイント

変形可能オブジェクトとは、コントロール ポイントで定義される構造を持つすべてのオブジェクトを指します。コントロール ポイントには、NURBS コントロール頂点(CV)、ポリゴン頂点、ラティス ポイントがあります。このガイドでは、コントロール ポイントをポイントと呼ぶ場合が多く、変形可能オブジェクトのコントロール ポイントは変形可能オブジェクト ポイントと呼びます。

Maya では、ポリゴン コンポーネントをサポートするデフォーマを作成するときに、エッジとフェースを自動的に頂点に変換します。たとえば、エッジ ループを選択し、デフォーマの作成 > クラスタ(Create Deformers > Cluster)を選択して、選択されたエッジにクラスタを追加します。

デフォーマ メンバーシップ

デフォーマ セットのメンバーシップを編集するには、次のようにいくつかの方法があります。

コンポーネント タグ

コンポーネント タグを使用してメンバーシップを定義する

コンポーネント タグ(Component Tag) エクスプレッションは、デフォーマのメンバーシップを動的に定義する簡単な方法です。コンポーネント タグ(Component Tags)のメンバーシップは、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)内の各シェイプ ノードのコンポーネント タグ(Component Tags)領域で編集できます。

コンポーネント タグを使用するには、アニメーション(設定) (Animation (Settings))プリファレンスウィンドウ > 設定/プリファレンス > プリファレンス(Windows > Settings/Preferences > Preferences)で、コンポーネント タグ(Component Tags)オプションを有効にします。これによって、コンポーネント タグ アトリビュートがすべてのジオメトリ ノードに自動的に割り当てられます。

詳細については、「コンポーネント タグ ノード」および「コンポーネント タグをジオメトリに割り当てる」も参照してください。

デフォーマ セット
デフォーマを作成すると、その影響を受ける変形可能オブジェクト ポイントがデフォーマ セットと呼ばれるグループにまとめられます。このセットは編集することができます。セットのメンバーシップを編集する方法については、「デフォーマ セット」を参照してください。
注: デフォーマ セット(Deformer Sets)は、以前のオプションです。代わりに、コンポーネント タグ(Component Tags)を使用することをお勧めします。