ブレンドの減衰(Blend falloff)アトリビュート エディタ ウィジェットには、さまざまな減衰エフェクトを追加し、これらを結合して、複雑な結果を作成できるテーブルが配置されています。
波デフォーマでブレンドされる 2 つのプリミティブの減衰
ブレンドの減衰(Blend Falloff)アトリビュート エディタ ウィジェットにアクセスするには
新しい割り当てを追加(Add New assignment) 、割り当てを除去(Remove assignment)
、上へ移動(Move Up)
、および下へ移動(Move Down)
アイコンを使用して、テーブル内の減衰エフェクトを整理します。
行を右クリックして、新しい減衰を追加するか、既存の減衰を割り当てます。
ロック解除するには、右クリックして、アトリビュートのロック解除(Unlock Attribute)を選択します。
各頂点の値は、ベース ウェイト(Base Weight)で定義されます。既定値は 1.0 です。
各頂点の減衰の値に応じて、以前に計算されたすべての値が変更されます。たとえば、これまでに計算した値が A で、減衰に対して計算された値が B の場合、新しい結果はA、(A*B)、(A/B)、(A+B)、(A-B)、B、または max(A,B) のいずれかのモードになります。
名前(Name) | 動作 |
---|---|
操作なし(No Operation) |
変更を加えないで、ベース ウェイト(Base Weight)の値(B)を適用します。減衰は無視され、減衰が接続されていない場合と同じになります。 これが既定の設定です。 式の例:A (効果なし) |
乗算(Multiply) |
次の式のように、減衰のウェイト値(A)にベース ウェイトのウェイト値(B)を乗算して、増幅効果を作成します。 減衰ブレンドの結果 = ベース ウェイト x デフォーマ減衰ウェイト。 たとえば、値を 0 に設定すると、効果を無効にした場合と同じになります。値を 1 にすると、デフォメーションは変化しなくなります。値を 2 にすると、効果は 2 倍になります。 式の例:A*B |
除算(Divide) | 減衰ウェイト値(A)をベース ウェイト値(B)で除算します。
式の例:A/B |
加算(Add) | 減衰ウェイト値(A)とベース ウェイト値(B)を加算します。
式の例:A+B
![]() プリミティブ減衰に適用した追加モード: A. 0 に設定、B. 10 に設定、C. 25 に設定 |
減算(Subtract) | 減衰ウェイト値(A)からベース ウェイト値(B)の効果を除去します。
式の例:A-B |
オーバーライド(Override) | 変更を加えないで、減衰のウェイト値(A)を適用し、ベース ウェイト値(B)は無視します。ベース ウェイトが存在しない場合と同じになります。
式の例:B |
最大(Max) | 各プリミティブの減衰ウェイト値(A)がメッシュに個別に影響するようにできます。ページ上部のアニメーションには、最大値モードを使用した 2 つのプリミティブの減衰が表示されます。
式の例: max(A,B) |
アルファ ブレンド(AlphaBlend) | 減衰ウェイトのアルファ ブレンドを作成できます。
式の例: out = out*(1-in) + in*inValue |