中央モデルから独立してワークシェアされているプロジェクトを開く

クライアントが変更を保存しないで、変更を確認したり、変更を行う場合は、この手順を使用してプロジェクトを独立して開きます。

クライアントは、要素の借用や要素ワークセットの所有を気にすることなく、ファイルを表示して変更できます。これにより、プロジェクト ファイルで作業をしないプロジェクト マネージャが、レビュー用にプロジェクト ファイルを開く必要が生じたときに、チームの作業の妨げにならないようにするのに役に立ちます。

  1. [ファイル]タブ [開く] (プロジェクト)をクリックします。
  2. [開く]ダイアログで、中央モデルにナビゲートし、選択します。
  3. [中央モデルからアタッチ解除]を選択します。
  4. [開く]をクリックします。
  5. ワークシェアされていないプロジェクトを[中央モデルからアタッチ解除]を選択して開くと、Revit はこのオプションを無視し、普通にプロジェクトを開きます。

    ワークシェアされているプロジェクトを開くと、ワークセットをアタッチ解除して保持するか、またはワークセットをアタッチ解除して破棄するかのどちらかを選択する必要が生じます。

開いた後のプロジェクトには、パスまたは権限に関する情報が含まれなくなります。また、既定のファイル名は元のファイル名に「_detached」が追加されたものになります。プロジェクトは、ワークシェアリングが最初に有効になったときと同様の状態です。プロジェクト内の要素はすべて変更できますが、変更を中央モデルに保存し直すことはできません。プロジェクトを保存する場合は、新しい中央モデルとして保存されます。

注: たとえば、中央モデルが破損している疑いがあるときなど、中央モデルから独立したコピーを長期間必要とする場合は、中央モデルからアタッチ解除して、独立したコピーを新しい中央モデルとして保存します。既存のローカル ファイルはこの新しい中央モデルと同期できないことに注意してください。また、アタッチ解除された中央モデルから作成された新しいローカル ファイルは、古い中央モデルと同期できないことにも注意してください。