中央ファイルと同期せずに所有権を放棄する

ワークシェアリング プロジェクトで作業するとき、編集権限を持っている要素を中央モデルと同期せずに返却するには、次の手順を実行します。

  1. ローカル モデルを開いた状態で、[コラボレート]タブ [同期]パネル (自分のものすべてを放棄)をクリックします。

    Revit では、中央ファイルと同期が必要な変更があるかどうかを確認します。

    • モデル要素に変更がない場合は、ワークセットと借用した要素の所有権は放棄されます。ダイアログは表示されません。
    • 変更がある場合、所有権のステータスは変更されません。修正したモデル要素はそのまま保持されています。変更が行われているため、中央ファイルとの同期を薦めるダイアログが表示されます。
  2. ダイアログが表示された場合は、[閉じる]をクリックしてダイアログを閉じます。
  3. ローカルの変更を破棄してもかまわない場合は、許可と借用した要素を放棄することができます。直接中央モデルを開くか、中央モデルから新しいローカル ファイルを作成し、[自分のものすべてを放棄]を選択します。誤って古いファイルや間違ったローカル ファイルで作業しないように、元のローカル ファイルを破棄するのが、最もよい方法です。元のローカル ファイルを保持する場合は、以前所有していた要素を他のユーザが修正してしまうと、元のローカル ファイルは中央モデルとの互換性がなくなることに注意してください。