Outlook Vault Add-in のプロパティ抽出を設定する

マッピングの完了時に[使用]タブで確認可能なカンバセーション ストラクチャを構築するために、管理者は[設定]ボタンを押して 2 つのユーザ定義プロパティを選択するためのダイアログを呼び出します。「OK」を押した後、これらのプロパティは Vault オプションに設定され、Vault に接続されているすべてのクライアントに使用されるようになります。

注: 管理者権限を持つユーザだけが、この[設定]ボタンを見ることができます。

設定

  1. Autodesk Vault Add-in を使用する前に、管理者権限を持つユーザは 2 つのプロパティを Vault で作成してそれらを Outlook プロパティの「アイテム名」および「送信日」にマッピングしなくてはなりません。以下の「設定の前提条件」セクションを参照してください。
  2. マッピングの完了時に、管理者は「設定」ボタンを押してダ2 つのユーザ定義プロパティを選択することになるダイアログを呼び出します。「OK」を押した後、これらのプロパティは Vault オプションに設定され、Vault に接続されているすべてのクライアントに使用されるようになります。
  3. この設定が完了すると、Add-in は電子メール スレッドをファイルのチェックイン時のファイルの関連付けとしてとして取り扱うようになります。

設定の前提条件

  1. Microsoft Windows Desktop Search: Outlook の保存メール(.msg file)のインデックス作成用アドイン (MsgFilt.dll)
  2. Vault Client では、[ツール] > [管理] > [Vault 設定] > [動作]タブの順に選択し、[プロパティ]ボタンをクリックします。
  3. [新規作成]を選択して 2 つの新規ユーザ定義プロパティ(UDPs)を作成します。
  4. 「電子メール カンバセーション トピック」や「電子メール送信日」などの UDP 名を入力して、2 つの UDP 用のデータ タイプ文字と日付を選択します。適切な関連付けを作成
  5. [マッピング]タブを選択し、[ファイル プロパティ]以下の空白部分をクリックし、プロパティをインポートを選択します。
  6. [Vault からインポート]または[ファイルからインポート]を選択して、Vault またはローカル ディスクからサンプル ファイルを選択します。
  7. 目的の MSG プロパティを選択します。「アイテム名」は「電子メール カンバセーション トピック」がマッピングされ、「送信日」は「電子メール送信日」がマッピングされます。
  8. [Vault からインポート]を選択した場合、プロパティの抽出を実行するには、MSG プロパティが表示される前に、プロパティの再インデックスまたは新規 MSG ファイルを Vault に追加することが必要になります。
注: ボリュームのインデックスを作成することは、特にインデックスされているボリュームがシステム ボリュームの場合、システムのパフォーマンスに影響をおよぼす操作です。最善の結果を得るために、次の手順を実行してシステム パフォーマンスを改善することができます。

Windows Server 2008 上で Vault サーバを設定する

  1. Server Manager を開始します。
  2. ロールを右クリックして[ロールを追加]を選択します。
  3. [役割の追加ウィザード]で、[ファイル サービス]をオンにして[次へ]をクリックします。
  4. [ファイル サーバー]をオフにし、[Windows サーチ サービス]をオンにして[次へ]をクリックします。
  5. ローカル ディスク(C:)はオンにしないでください。
  6. [インストール]をクリックします。