このトピックでは、3ds Max のセキュリティ関連機能と、機能が導入されたバージョンのリストを示します。
| 3ds Max バージョン | 機能 |
|---|---|
| 2022.3 |
保護されたファイルの場所 [セーフ シーン スクリプトの実行](Safe Scene Script Execution)がオンの場合、ファイルシステム上のいくつかの場所が保護されるようになりました。「保護されたファイルの場所」を参照してください。 スタートアップ スクリプトと非表示ディレクトリ 旧バージョンでは、ディレクトリ ツリー内のいずれかのディレクトリが非表示になっている場合、このツリー内のスタートアップ スクリプトはロードされませんでした。そのため、3ds Max のインストール ディレクトリまたはその上のディレクトリを非表示に設定することはできませんでした。現在は、3ds Max のインストール ディレクトリまたはその上のディレクトリを非表示にしても、そこに含まれるスタートアップ スクリプトがロードされるようになりました。 SSSE によるスクリプト化されたカスタム アトリビュートのブロック スクリプト化されたカスタム アトリビュートに安全でないコマンドが含まれている場合、このコマンドがシーンのロード時に実行されるのか、または MAXScript リスナーまたはエディタから実行されるのかに関係なく、[セーフ シーン スクリプトの実行](Safe Scene Script Execution)でブロックされるようになりました。 |
| 2022.2 |
セキュリティ設定の管理: セーフ シーン スクリプトの実行に関連するセキュリティ設定の一部は、システム管理者が管理できます。「システム管理者のセキュリティ設定」を参照してください。 |
| 2022.1 |
スクリプトの挿入の緩和: フル パスが指定されていないスクリプトまたはファイルを 3ds Max の検索場合が、いくつかの適切にコントロールされたフォルダに絞り込まれます。これは、単純なスクリプト名(fileIn() など)をとることができるすべての MAXScript 関数と、startup.ms スタートアップ スクリプトの検索方法に適用されます。 この動作の詳細については、MAXScript ヘルプの「ファイル アクセス関数の検索動作」のトピックを参照してください。 MAXScript の安全な実行: 新しい safeExecute()、safeReadValue()、および safeReadExpr() 関数は、[セーフ シーン スクリプトの実行](Safe Scene Script Execution)が有効である場合と同様に、常に任意のスニペットを実行します。 |
| 2022 |
セーフ シーン スクリプトの実行 [セーフ シーン スクリプトの実行](Safe Scene Script Execution)機能は、安全でないコマンドの実行をブロックします。 更新通知: Autodesk App Store で使用可能な新しいバージョンがある場合に、3ds Max を起動すると、3ds Max セキュリティ ツール機能によって通知されるようになりました。 スクリプトのログ記録: 3ds Max によってロードされたすべてのスクリプトは、監査のためにシステム ログに記録されます。 |
| 2021.3 | スクリプト ファイルのロード:
非表示のスクリプトとシステム スクリプトはロードされません。 |