このレッスンでは、2 つの円柱状オブジェクトを作成し、これらをポリゴン編集で形成した後、合成ブール演算を使用して Tower オブジェクトに追加します。
レッスンの準備:
高層ビル上部の隙間のサイズを変更する:
Tower オブジェクトの背面を前に出し、建物の中間点に移動しましょう。これには、背面を作成するのに使用されたオペランドを編集する必要があります。
これにより、Tower オブジェクトを修正するのに使用されたすべてのボックス オブジェクト、つまりオペランドが表示されます。
Box17 という名前のボックス( building2_tower_contour.max 内)は、タワーの最上部の隙間の作成に使用されたボックスです。
ボックスをタワーの中間点に移動するには、簡単な計算が必要です。奥行きが 30 メートルであるため、タワーの中間点は 15 メートルとなります。先ほどは、ボックスをタワーの背面から 6 メートルオフセットしました。このため、ボックスをあと 9 メートル左に移動する必要があります。
3ds Max によって、ボックスが 9 メートル左に移動されます。
次に、円柱オブジェクトを各階の間の隙間に配置します。このオブジェクトは、このチュートリアルで作成したその他のオブジェクトのように地面に作成するのではなく、上の土台に直接作成します。
最初の円柱を建物に追加する:
[オート グリッド](AutoGrid)をオンにすると、シーンでオブジェクトの上にオブジェクトを作成できます。
これにより、先ほど作成した円柱が Tower オブジェクトの中心に位置合わせされます。
円柱の形は次の図のようになります。
次は、ポリゴン編集テクニックをいくつか使用して、円柱オブジェクトに建築的な詳細を追加します。
円柱の詳細の作成: 窓を追加する:
選択されたエッジの上下にあるすべての水平なエッジが追加で選択されます。
3ds Max によって、[面取り](Chamfer)ツールのキャディ コントロールが表示されます。
3ds Max では水平方向の各エッジ ループが、0.6m 間隔で配置される 2 本 1 組のループになります。
円柱の詳細の作成: 窓をベベルする:
3ds Max によって、[ベベル](Bevel)ツールのキャディ コントロールが表示されます。
円柱のコピーを地面の高さに配置して移動する:
こうすると、新しくコピーされたオブジェクトに対する変更は、いずれも上の円柱に影響しません。
新しい円柱をスケールして、円柱をタワーに結合する:
作業を保存する: