マルチユーザのネットワーク環境で、リモート サーバ上のキーノートおよび詳細コンテンツを使用する場合は、一部のユーザにデータベースの編集を許可し、他のユーザに読み込み専用のアクセス権を与えるとよいでしょう。これを正しく機能させるには、すべてのユーザはデータベースがインストールされているフォルダに対して書き込み権限を持たせる必要があります。このフォルダに対して書き込み権限がないと、ユーザはフォルダ内のデータベースを開くことができません。これは、ユーザがデータベース自体に書き込み権限を持っているかどうかに関わらず、そのユーザのために必要なロック ファイルを生成できないためです。すべてのユーザがこのフォルダに書き込み権限を持ったら、個々のデータベース(*.mdb ファイル)へのアクセス権限をユーザごとに設定できます。ただし、この処置により、このフォルダ内にある図面、イメージ、XML レシピ ファイルなどの他のコンテンツにアクセスできないように個別に権限を設定しない限り、ユーザはこれらのファイルにアクセスして、編集できるようになることに注意してください。このため、キーノートや詳細コンテンツを格納するフォルダを、AutoCAD Architecture 2024 ツールセット とともにインストールされる他のコンテンツから隔離して、すべてのユーザがコンテンツのすべてに書き込み権限を使用できないようにすることをお勧めします。