概要 - 長尺印刷用に用紙を設定する(HP-GL)

カスタム用紙サイズを指定して、カスタムと標準の両方の用紙サイズの印刷可能領域を指定します。

サポートされているプロッタそれぞれに標準のサポートされている用紙サイズ セットがあり、その用紙サイズそれぞれに対応する印刷可能領域があります。カスタム用紙サイズを追加することや、プロッタ環境設定エディタで標準サイズ用の印刷可能領域を修正することができます。HP-GL プロッタの多くは、カット紙を使用する際、用紙のサイズを測定しています。用紙のサイズが標準サイズよりわずかに小さい場合、または使用しているオートデスク製品がプロッタからハード クリップ範囲を要求するように設定されている場合は、印刷中に警告メッセージが表示されることがあります。メッセージは、印刷の一部が欠ける可能性があることを警告し、クリップを避ける方法を示します。 プロッタ環境設定エディタの[HP-GL ドライバ - カスタム プロパティ]ダイアログ ボックスで、ハード クリップ範囲の要求を、有効または無効にすることができます。有効にした場合、ハード クリップ範囲の要求は、ローカルに接続されたデバイスに直接印刷するときにのみ行われます。

7586B プロッタと 7596A プロッタは長尺印刷を行うことができます。カスタム用紙サイズ ウィザード(プロッタ環境設定エディタの[位置合わせとユーザ定義用紙サイズ]の下にあります)を使用して、長尺印刷用のカスタム用紙サイズを作成します。長尺印刷フレーム間の一時停止を設定して、インクを乾燥させることができます。既定では 30 秒に設定されていますが、プロッタ環境設定エディタの[HP-GL ドライバ - カスタム プロパティ]ダイアログ ボックスで停止秒数を修正できます。プロッタがロール紙とカット紙の両方をサポートしている場合は、プロッタを環境設定するときに、必ず正しい用紙供給元を選択してください。供給元をロール紙に選択した場合は、必ずプロッタに装着する用紙に適合するようにロール幅を設定してください。