HP-GL プロッタの環境設定について説明します。
この非システム ドライバは HP-GL をサポートします。HP-GL は、ベクトルのみの機能を持ったペン プロッタ言語です。ラスター オブジェクトはサポートされていません。印刷する前に、プロッタの各ペンの色と幅に関する情報を指定する必要があります。
Microsoft の HP-GL Windows システム プリンタ ドライバは AutoCAD ベースの製品では使用できません。代わりにこの非システム ドライバを使用してください。
HP-GL モデルにより、使用する座標系は異なります。エミュレートしたデバイスを使用している場合は、必ずご使用のデバイスがエミュレートしている HP-GL モデルを選択してください。正しいモデルを選択しないと、印刷は回転、オフセット、または反転する可能性があります。デバイスが HP デバイスを正確にエミュレートしない場合は、2 つの汎用(Generic)モデルのいずれかを試してください。これらのモデルでは、最大 100 x 100 フィート(30.48m x 30.48m)のカスタム用紙サイズを指定できます。また、汎用モデルに対して、カスタム プロパティの[簡易 HPGL を使用]チェック ボタンをオンにした場合、HP-GL RO 命令はデバイスに送信されません(印刷ファイルに出力されません)。
Generic SHPGL は、座標原点がページの左下コーナーにあると想定した HP-GL 出力を生成します。Generic LHPGL は、座標原点がページの中心にあると想定した出力を生成します。
公式にサポートされている HP-GL デバイスは RS-232C シリアル ポートで接続されます。パラレル ポートがあるエミュレートされたデバイスを使用している場合は、コンピュータで使用可能なポートにアクセスするために、[プロッタを追加]ウィザードの[プロッタを追加 - ポート]ページで、[すべてのシステム ポートと無効な I/O ポートの確認を表示]チェック ボックスをオンにするか、[プロッタ環境設定エディタ]の[ポート]タブで、[すべてのポートを表示]チェック ボックスをオンにします。