各オブジェクトは既定のスタイルと設定を持ちます。プロジェクトで最良の結果を得るには、これらについてよく知り、学ぶ必要があります。しかし、Autodesk Civil 3D での設計を学ぶときにすべてのオブジェクトについてこれらをマスターすることは現実的ではありません。代わりに、テンプレートのオブジェクトとラベルの既定スタイルについて理解し、ニーズに合わせてそれらを徐々に修正していきます。
最初のオブジェクト作成用の既定スタイルを作成します。次に、設計プロセスの異なるステージ、異なるユーザ、異なる解析タイプ、および最終提示用のスタイルを作成します。多くのオブジェクトについては既定のスタイルで十分であり、要件の変更に合わせて最小限の変更を行うだけです。
オブジェクト スタイルと同様、プロジェクト ライフサイクルのさまざまなステージと目的のために異なるラベル スタイルを作成します。設計段階では、設計プロセスをサポートする基本データだけを表示するために、単純で描画が速いラベルを大部分のオブジェクト用に使用します。
スタイルの使用についてのベスト プラクティスには、複合図面用の追加スタイルの提供、レイヤのオフによるラベルの非表示、および異なるレイヤへの複数のラベル スタイルの適用があります。