この実習では、新しい図面で複数のショートカットを参照します。
この実習は、「実習 2: データ ショートカットを作成する」から継続しています。
新規図面でデータ ショートカットを参照する
この実習を開始する前に、前の実習に記載されている手順に従って、データ ショートカットを作成しておく必要があります。
この図面は空です。次の手順では、前の実習で作成したデータ ショートカットのオブジェクトを参照します。

[サーフェス参照を作成]ダイアログ ボックスでは、サーフェスの名前、注釈、スタイル、およびレンダリング マテリアルを指定することができます。現在の図面では、オブジェクトを定義するパラメータ自体は変更できません。ただし、オブジェクトのプロパティを調整することはできます。この実習では、サーフェス スタイルを除き、既存のプロパティ設定を適用します。
指定したスタイルで図面に EG サーフェスが表示されます。
サーフェスが表示されない場合は、コマンド ラインに ZE と入力します。

データ ショートカットが参照されており、現在の図面がデータ ショートカット プロジェクトに関連付けられていることに注意してください。Autodesk Civil 3D のタイトル バーにおいて、図面の名前の後に[Tutorial Data Shortcuts Project]と表示されることに注意してください。

EG サーフェスが[サーフェス]コレクションに表示されていることに注目してくだい。
アイコンは、データ ショートカットから作成されたサーフェスであることを示します。

線形が図面に表示されます。

参照オブジェクトからオブジェクトを作成する
パネル
ドロップダウン
検索をクリックします。
図面では、参照サーフェスおよび線形は読み取り専用オブジェクトとして保管されるため大きなスペースを必要としません。現在の図面内の参照オブジェクト データを使用して他のオブジェクトを作成することはできますが、ソース オブジェクトを変更することはできません。

現在の図面を保存する
[名前を付けて保存]をクリックします。
ソース図面と同様に、他のオブジェクトへの参照を含む最終的な実施設計図面は、データ ショートカット プロジェクトと一緒に保存する必要があります。
次に、ソース図面で線形を修正し、現在の図面を更新して変更を反映させます。
ソース図面の参照オブジェクトを変更する

[保存]をクリックします。
現在の図面をソース図面に同期化させる
[線形]
[中心線の線形]コレクションの順に展開します。
アイコンは、ソース図面の参照が最新でないことを示しています。
ソース図面で行った変更を反映して、線形が更新されていることに注目してください。また、線形から作成したサーフェス縦断も更新されています。

これで、データ ショートカットのチュートリアルは終了です。このセクションの次のチュートリアルでは、Autodesk Vault を使用したプロジェクトの構成方法について学習します。
次のチュートリアルを続けるには、「Vault の設定」へ進みます。