実習 1: 区画面積テーブルを作成する

この実習では、区画オブジェクトに関する情報を表示するテーブルを作成します。

ほとんどの Autodesk Civil 3D オブジェクトのテーブルは、基本的に同じワークフローで作成します。この実習では、Autodesk Civil 3D のテーブル ツール、および外部参照図面の動的な性質について学習します。区画面積テーブルを外部参照図面に追加し、結果をホスト図面で確認します。

オブジェクトのテーブルを作成するには、オブジェクトにラベルを付ける必要があります。ほとんどのテーブルでは、ラベル スタイルを選択してテーブル データを指定する必要があります。この実習の場合、区画面積テーブルを作成するために、区画面積ラベルを選択します。ただし、区画および区画面積ラベルは外部参照図面にあります。区画面積テーブルは外部参照を使用して作成できないため、現在の図面でテーブルを作成することはできません。

より簡略な区画面積ラベル スタイルを適用する

    注:

    この実習を開始する前に、付属の Labels- 図面を My Civil Tutorial Data フォルダに保存する必要があります。詳細については、実習「注釈用に図面を外部参照としてアタッチする」を参照してください。

  1. My Civil Tutorial Data フォルダにある Labels-4a.dwg を開きます。
  2. My Civil Tutorial Data フォルダにある Labels-Parcels.dwg を開きます。
  3. Labels-Parcels.dwg で、East Street 線形に隣接する区画がすべて見えるように拡大ズームします。この線形は、図面の右側にある袋小路の線形です。

    区画 37 から 41 に比較的簡単な面積ラベル スタイルを適用し、詳細な区画データを表示するテーブルを作成します。

  4. [ツールスペース][プロスペクター]タブで、[サイト][Site]を展開します。[区画]コレクションをクリックします。
  5. [ツールスペース]下部のアイテム ビューで、[Shift]を押しながら区画番号 37 から 41 をクリックして選択します。[面積ラベル スタイル]の列の見出しを右クリックします。[編集]をクリックします。
  6. [ラベル スタイルを選択]ダイアログ ボックスで、 [Parcel Number] を選択します。[OK]をクリックします。

    区画面積ラベルは、区画番号のみで構成されます。次の手順では、これらの各区画の詳細な情報を表示するテーブルを作成します。

区画面積テーブルを作成する

  1. [注釈]タブ [ラベルとテーブル]パネル [テーブルを追加]メニュー [区画][面積を追加]をクリックします。
  2. [テーブルを作成]ダイアログ ボックスの[ラベルまたはスタイルで選択]領域で、 [区画番号] 行の[適用]チェック ボックスをオンにします。

    複数のスタイルを選択して、区画テーブルを作成することができます。選択したスタイルを使用する区画がすべてテーブルに表示されます。

  3. [OK]をクリックします。

    作図領域にカーソルを移動すると、テーブルの左上のコーナーがカーソルにアタッチされます。

  4. 区画の右側にカーソルを移動してクリックします。

    テーブルが図面に挿入されます。

  5. クイック アクセス ツールバーの[保存]をクリックします。
  6. Labels-Parcels 図面を閉じます。

現在の図面で結果を確認する

  1. 図面 Labels-4a で、コマンド ラインに XREF と入力します。
  2. [外部参照]パレットで、[Labels-Parcels]を右クリックします。[リロード]をクリックします。

    Labels-Parcels 図面の最新データで現在の図面が再作成されます。外部参照図面で作成した区画面積テーブルが表示され、East Street 線形の終端にある区画で Parcel Number 面積ラベル スタイルが使用されていることに注目してください。

    外部参照図面に追加された区画面積テーブル

このチュートリアルを続けるには、「実習 2: ラベルをタグに変換する」に進んでください。