実習 3: データを手動で入力してマップチェック解析を実行する

この実習では、測量データを手動で入力して、マップチェック解析を実行します。

このマップチェック解析の実行方法は、図面内でラベル付けされていない測量データをチェックする必要がある場合に有効な方法です。たとえば、紙の図面から測量データを入力する場合に、この方法を使用できます。

この実習は、「実習 2: 区画ラベルを使用してマップチェック解析を実行する」から継続しています。

マップチェック解析を調整ダイアログ ボックスを設定する

    注:

    この実習では、前の実習で変更を加えた Survey-5B.dwg を使用します。

    サイトの左側の区画セグメントにはラベルが付いていません。データを区画ラベルで使用できないため、マップチェック情報を手動で入力する必要があります。

  1. [解析]タブ [地盤データ]パネル [測量]ドロップダウン [マップチェック] 検索をクリックします。
  2. コマンドがアクティブな間はコマンド ライン モードを使用できないという内容のメッセージが表示された場合は、[OK]をクリックします。
  3. [マップチェック解析]ダイアログ ボックスで、[コマンド ライン インタフェースを使用]オプションがオフになっていることを確認します。
  4. [入力ビュー]をクリックします。

    入力ビューのインタフェースでは、マップチェック解析にデータを追加することができます。

区画データを入力する

  1. [新規マップチェック]をクリックします。
  2. [マップチェック解析]ダイアログ ボックスで、マップチェックの名前として Parcel Manual Input と入力します。
  3. 始点を指定するために次の値を入力します。
    • [東座標]: 5576.199
    • [北座標]: 5291.0640

    アイコンは始点を示します。

  4. [新規辺]をクリックします。
  5. [辺 1]コレクションを展開します。次のパラメータを指定します。
    注:

    トップ レベルの[マップチェック]コレクションと[辺]コレクションの横に アイコンが表示されていることに注目してください。これは、辺に関する必要なデータが不足しているため、マップチェックが不完全であることを示します。

    • [辺タイプ]: [線分]
    • [角度のタイプ]: [方向]
    • [角度]: N00 00 10E
    • [距離]: 16.330
  6. [新規辺]をクリックします。
  7. [辺 2]コレクションを展開します。次のパラメータを指定します。
    • [辺タイプ]: [曲線]
    • [曲線の方向]: [右回り]
    • [半径]: 20.00
    • [円弧の長さ]: 21.550
  8. [新規辺]をクリックします。
  9. [辺 3]コレクションを展開します。次のパラメータを指定します。
    • [辺タイプ]: [曲線]
    • [曲線の方向]: 回り
    • [半径]: 75.00
    • [円弧の長さ]: 80.800
  10. [新規辺]をクリックします。
  11. [辺 4]コレクションを展開します。次のパラメータを指定します。
    • [辺タイプ]: [線分]
    • [角度]: N90 00 00E
    • [距離]: 99.990
  12. [新規辺]をクリックします。
  13. [辺 5]コレクションを展開します。次のパラメータを指定します。
    • [辺タイプ]: [線分]
    • [角度]: S0 00 00E
    • [距離]: 100
  14. [新規辺]をクリックします。
  15. [辺 6]コレクションを展開します。次のパラメータを指定します。
    • [辺タイプ]: [線分]
    • [角度]: N89 59 54W
    • [距離]: 149.990

    方向矢印が始点と一致します。

  16. [出力ビュー]をクリックします。

    出力ビューには、マップチェック解析の結果が表示されます。出力データの使用方法については、「実習 4: マップチェック データを使用する」で学習します。

このチュートリアルを続けるには、「実習 4: マップチェック データを使用する」に進んでください。