実習 3: プロジェクトを作成する

この実習では、プロジェクト管理システムへのログイン方法およびプロジェクトの作成方法について学習します。

プロジェクトは、[プロスペクター]ツリーに表示されるコレクションの 1 つで、データベース(ボールト)内のオブジェクトの集まりを表します。各プロジェクトは通常は 1 つのフォルダで、図面、ポイントのデータベース、参照オブジェクト(サーフェス、線形、パイプ ネットワークなど)が含まれています。プロジェクト フォルダには、土木プロジェクトに関連するドキュメントを含めることもできます。

ドキュメント編集者(レベル 2)ロールが設定されているデータベース ユーザは、プロジェクトを作成することができます。

次の手順は、「実習 1: Autodesk Vault にログインする」の手順に従って、既にデータベースにログインしていることを前提としています。

プロジェクトを作成する

  1. [ツールスペース][プロスペクター]タブで、[プロジェクト]コレクションを右クリックし、[新規作成]をクリックします。
  2. [新規プロジェクト]ダイアログ ボックスの[名前]に、Tutorial Vault Project と入力します。必要に応じて、簡単な注釈を追加します。
  3. [プロジェクト テンプレートを使用]チェック ボックスをオンにします。

    このオプションをオンにすると、プロジェクトの構成に使用するテンプレートを指定できます。また、類似する複数のプロジェクトを同じ方法で構成することができます。

  4. [プロジェクト テンプレート フォルダ]領域で をクリックします。
  5. [作業フォルダを設定]ダイアログ ボックスで、Civil 3D Project Templates フォルダに移動します。[フォルダの選択]をクリックします。

    これは、Autodesk Civil 3D プロジェクトの一般的な構成です。土木設計プロジェクトで一般的な多くのドキュメント タイプごとにフォルダが用意されています。

  6. [新規プロジェクト]ダイアログ ボックスの[プロジェクト テンプレート]フィールドで、[_Sample Project]を選択します。
  7. [OK]をクリックします。
  8. [プロジェクト]コレクションの下の[Tutorial Vault Project]を展開します。

    手順 7 で指定したテンプレートから作成されたフォルダとノードを確認します。たとえば、[図面]コレクションには、異なるタイプのプロジェクト図面を保存できるフォルダがあります。オブジェクト コレクションには、プロジェクト図面にある Autodesk Civil 3D オブジェクトへのデータ参照が含まれています。

次のチュートリアルを続けるには、「プロジェクト オブジェクト データを作成、参照、編集する」へ進みます。