実習 2: 線形をグリップ編集する

この実習では、実際に編集グリップを使用して線形曲線を移動します。

オフセットおよび巻き込み部線形を使用する」チュートリアルでは、オフセットおよび巻き込み線形をグリップ編集する方法について学習します。

注: 図形の動作を変更するには、[正接拘束]と[パラメータ拘束]の値を変更できます。

この実習は、「実習 1: 線形のレイアウト パラメータ値を編集する」から継続しています。

注:

ダイナミック入力がオンになっており、オブジェクト スナップがオフになっていることを確認してください。詳細については、「チュートリアル: 基本機能を使用する」を参照してください。

非固定曲線図形をグリップ編集する

    注:

    この実習では、前の実習で変更を加えた Align-4.dwg を使用します。

  1. 円 B の付近に拡大ズームします。
  2. 線形をクリックします。グリップが曲線の終点、中点、交点(IP)の位置に表示されます。
  3. 曲線の中点にある 中点グリップをクリックします。グリップが赤になります。
  4. 曲線の別の場所をクリックして、その点を移動します。

    曲線と接線が互いに接し合う形になったままですが、両方の中点が接線に沿って移動していることに注意してください。

  5. 通過点のグリップのすぐ上にある半径 グリップをクリックして、これを移動してみます。

    このグリップは、曲率半径にのみ適用され、半径の変更方向に制約されることに注意してください。

  6. 終点のグリップまたは IP グリップを選択して、曲線を変えてみます。

片側固定曲線図形をグリップ編集する

  1. 円 D と E の周囲に画面移動します。
  2. 円 D のグリップを選択します。グリップが赤になります。
  3. グリップの移動先をクリックします。

    円 F の通過点グリップ は移動していないことに注意してください。

  4. 円 E の グリップを選択します。グリップが赤になります。
  5. グリップの移動先をクリックします。

    円 D の 通過点グリップは移動していないことに注意してください。新しい通過点を入れるために、円 D の緩和曲線-曲線図形が前の接線に沿って移動します。

    グリップによる編集が曲線の仕様にどのように影響するかを確認するために、次の手順では、曲線にセグメント ラベルを追加します。このラベルには、曲線の長さと半径が表示されます。曲線を変形させるたびに、値は更新されます。

    このタイプの曲線では、三角の IP グリップを編集しても、曲率半径は変わりません。

  6. [線形]タブ [ラベルとテーブル]パネル [ラベルを追加]ドロップダウン [単一セグメント]をクリックします。
  7. 円 D の曲線をクリックします。ラベルが曲線上に配置されます。
  8. [Enter]を押して、ラベル コマンドを終了します。
  9. 曲線をクリックしてグリップをアクティブにします。
  10. 通過点グリップを使用して曲線を編集します。

    グリップはアクティブになっていますが、ダイナミック入力を使用して特定の通過点を入力できることに注意してください。[線形レイアウト パラメータ]ウィンドウで、特定の値を入力することもできます。

  11. [Esc]を押して線形の選択を解除します。ラベルに、曲線の新しい長さが表示されます。
  12. 図面を閉じます。

このチュートリアルを続けるには、「実習 3: マスクを線形に適用する」に進んでください。