実習 4: サーフェスをスムージングする

この実習では、自然近隣補間(NNI)方法を使用してサーフェスをスムージングします。

この実習は、「実習 3: 非表示境界を追加する」から継続しています。

NNI を使用してサーフェスをスムージングする

  1. チュートリアル図面フォルダにある Surface-4D.dwg を開きます。
  2. [ツールスペース][プロスペクター]タブで、サーフェス XGND[定義]コレクションを展開し、[編集]を右クリックします。
  3. [サーフェスのスムージング]をクリックします。
  4. [サーフェスのスムージング]ダイアログ ボックスで、次のパラメータを指定します。
    • [選択方法] 自然近隣補間
    • [出力位置]: グリッド基準

      出力位置に[グリッド基準]を選択すると、図面内で指定されたポリゴン領域の内部に定義されているグリッド上で、サーフェス ポイントが補間されます。領域を定義した後、グリッド間隔 X および Y と方向プロパティを指定できます。

  5. [出力リージョンを選択]パラメータで、[値]列をクリックします。 をクリックします。
  6. コマンド ラインに、出力リージョンとして Surface と入力します。このオプションでは、指定された四角形やポリゴン内の領域のみだけでなく、サーフェス全体がスムージングされます。
  7. [サーフェスのスムージング]ダイアログ ボックスで、次のパラメータを指定します。
    • [グリッド X の間隔]: 10
    • [グリッド Y の間隔]: 10
  8. 図面ウィンドウで、いくつかの等高線が特に角張って表示されているのに注目してください。[OK]をクリックすると、サーフェスがスムージングされます。

    サーフェスの表示がスムージングされ、等高線がなめらかに表示されます。[プロスペクター]タブの[編集]リスト ビューに、操作が[サーフェスのスムージング]項目として追加されます。

    注:

    このリスト表示の[説明]列には、使用されたサーフェス スムージングのタイプ(自然近隣スムージング)が表示されます。[サーフェスのスムージング]編集をリストから削除することができます。ただし、サーフェスを再作成するまでは、スムージング操作が元に戻ることはありません。U (元に戻す)コマンドを使用して、元に戻すスムージング操作を元に戻すこともできます。

次のチュートリアルを続けるには、「流域解析、ウォーター ドロップ解析を作成する」へ進みます。