この実習では、横断勾配摺り付けデータをグラフィカルに編集するために、横断勾配摺り付けデータをグラフで表示します。
この実習は、「実習 2: 個別の曲線の横断勾配摺り付けを計算する」から継続しています。
横断勾配摺り付けビューを作成する
- チュートリアル図面フォルダにある Align-Superelevation-3.dwg を開きます。
- 線形を選択します。
- タブ
パネル
ドロップダウン
検索をクリックします。
[横断勾配摺り付けビューを作成]ダイアログ ボックスでは、ビューの名前やスタイルを含む横断勾配摺り付けビューのプロパティを指定できます。
- [横断勾配摺り付けビューを作成]ダイアログ ボックスの[横断勾配摺り付けビューのスタイル]で、
[現在の選択を編集]をクリックします。
- [横断勾配摺り付けビューのスタイル]ダイアログボックスの[表示]タブで、[グラフ参照ライン コンポーネント タイプの色]を[白]に変更します。
横断勾配摺り付けビューでは、参照ラインがゼロ車線勾配を示す水平ラインで表されています。横断勾配摺り付けビュー プロパティでは、車線および路肩の勾配を表すラインの色を指定できます。
グリッドやラベルに影響するようなその他の横断勾配摺り付けビューのスタイル プロパティは、縦断ビューや断面図のスタイルのプロパティとほぼ同じです。
- [OK]をクリックします。
- [横断勾配摺り付けビューを作成]ダイアログ ボックスの[横断勾配摺り付け表示オプションを指定]で、[右レーンの外側]行の[色]セルをダブルクリックします。
- [色を選択]ダイアログ ボックスの[色]に赤と入力します。[OK]をクリックします。
- 手順 7 と 8 を繰り返して他の車線の色を変更します。
- [左路肩の外側]: 150
- [右路肩の外側]: 11
- [OK]をクリックします。
- 図面でサーフェスの上にある空白の領域に画面移動します。クリックして横断勾配摺り付けビューを配置します。
横断勾配摺り付けビューを確認する
- 拡大ズームして横断勾配摺り付けビューを確認します。
白いラインは 0% の勾配を表します。赤色および青色のラインは、外側車線および外側路肩の勾配を表します。
- 水平軸上に[Curve.2]ラベルが存在する横断勾配摺り付けビューの領域に画面移動して拡大ズームします。
曲線への線形の内摺り付けの過程において、赤色と青色のラインは次の摺り付けを表します。
- 測点 0+286.28 では、左側の路肩(明るい赤色)の摺り付けが標準 -5% 勾配から開始されます。
- 測点 0+304.54 では、左側斜線(暗い赤色)の摺り付けが標準 -2% 勾配から開始されます。
注:
曲線の残りの部分では、暗い赤色のラインは明るい赤色のラインによって遮られているため表示されません。
- 測点 0+316.71 では、左側の車線および路肩が 0% 勾配に位置します。
- 測点 0+328.88 では、右側斜線(暗い青色)の摺り付けが標準 -2% 勾配から開始されます。
- 測点 0+344.71 では、すべての要素が完全に横断勾配摺り付けされます。左側の車線および路肩は 5%、右側車線は -4.60%、右側路肩は -5% にあります。
測点 0+512.66 を始点として、車線に対する完全な横断勾配摺り付け状態からの外摺り付けが開始されます。
- 水平軸上に[Curve.4]ラベルが存在する横断勾配摺り付けビューの領域に画面移動します。
各車線が横断勾配摺り付け状態への内摺り付けおよびその状態からの外摺り付けが起きている曲線があることに注目してください。この横断勾配摺り付け曲線には曲線が描かれていますが、その他の横断勾配摺り付け曲線には、「実習 2: 個別の曲線の横断勾配摺り付けを計算する」で曲線スムージング オプションを選択したため、曲線が描画されません。 この実習の後半では、既存の横断勾配摺り付け曲線に対して曲線スムージングを適用する方法について学習します。
このチュートリアルを続けるには、「実習 4: 横断勾配摺り付け測点を追加および修正する」に進んでください。