この実習では、[天体の方向計算]を使用して、太陽の観測を基に方位角を時角として計算します。
方位角の計算には、単一前視と複数前視のいずれかの方法を使用できます。太陽観測には、複数前視を用いるのが一般的なため、この実習では、複数前視による方法を使用します。
この実習は、「実習 3: [測量コマンド ウィンドウ]を使用して測量データを作成する」から継続しています。
[天体の方向計算]を使用して方位角を計算する
この実習では、前の実習で変更を加えた Survey-4C.dwg を使用します。
パネル
ドロップダウン
検索をクリックします。 [計算タイプ]
[観測測点データ]
[天体歴データ]
テーブルに新しい観測セット Set:1 が表示されます。
直接
反転
これらの観測により、測点から見た後視ポイントの実際の天文方位が決まります。観測の終了時間を入力すると、観測した方向および平均の方向が自動的に計算されます。
テーブルに新しい観測セット Set:2 が表示されます。
直接
反転
テーブルに新しい観測セット Set:3 が表示されます。
直接
反転
上記データの入力が完了すると、[天体の方向計算]により計算された[相加平均方向]の値は SOUTH87.967088EAST となります(図面設定の[方向の測量タイプ]が[方位]に設定されている場合)。
このチュートリアルを続けるには、「実習 5: 区画から測量図形を作成する」に進んでください。