実習 2: サーフェス、線形、ルールの設定を変更する

この実習では、パイプ ネットワーク パーツによって参照されるサーフェスや線形を変更します。また、パーツの設計ルールを確認します。

Autodesk Civil 3D では、参照されているサーフェスや、線形、ルールを使用して、パイプ ネットワーク パーツのサイズや配置場所を決定します。たとえば、マンホールを作成する場合、そのリムの上端は通常、参照されているサーフェスの標高に自動的に配置されます。ただし、マンホールの設計ルールでリムの調整値が指定されていれば、リムはサーフェスの標高に調整値をプラスまたはマイナスした位置に配置されます。

この実習は、「実習 1: パーツ リストにパーツを追加する」から継続しています。

参照サーフェスを変更する

注:

この実習では、前の実習で変更を加えた Pipe Networks-2.dwg を使用します。また、チュートリアル図面フォルダから Pipe Networks-2B.dwg を開いて使用することもできます。

1. [ネットワーク レイアウト ツール]ツールバーが開いていない場合は、パイプ ネットワーク パーツを選択します。 右クリックします。[ネットワークを編集]をクリックします。
2. [ネットワーク レイアウト ツール]ツールバーで、 をクリックします。
3. [サーフェスを選択]ダイアログ ボックスで、EG を選択します。[OK]をクリックします。

参照線形を変更する

1. をクリックします。
2. [線形を選択]ダイアログ ボックスで、XC_STORM を選択します。
3. [OK]をクリックします。

ルール セットを変更する

1. をクリックします。
2. [パーツ リストを選択]ダイアログ ボックスで、[現在の選択を編集]をクリックします。
3. [ネットワーク パーツ リスト]ダイアログ ボックスの[構造物]タブで、[Eccentric Cylindrical Structure]を展開します。[Eccentric Structure 48 Dia 18 Frame 24 Cone 5 Wall 6 Floor]をクリックします。
4. [ルール]セルで、 をクリックします。
5. [構造物ルール セット]ダイアログ ボックスで、[現在の選択を編集]をクリックします。
6. [構造物ルール セット]ダイアログ ボックスで、[ルール]タブをクリックします。

   選択した設計ルールでは、構造物の最大ドロップ値が 3.000’、パイプの最大直径または幅が 4.000’ に指定されています。これらの値を変更するか、[ルールを追加]をクリックして別のルールを追加することができます。

7. [キャンセル]を 2 回クリックします。
8. [パイプ]タブで、[標準]を展開し、さらに[Concrete Pipe]を展開します。[24 Inch Concrete Pipe]をクリックします。
9. [ルール]セルで、 をクリックします。[パイプ ルール セット]ダイアログ ボックスで、[現在の選択を編集]をクリックします。[パイプ ルール セット]ダイアログ ボックスで、[ルール]タブをクリックします。

   選択した設計ルールでは、パイプの最大長が 200 フィートになります。これは、未完成の地形モデルを通るパイプ レイアウトの標準的な値です。

10. [OK]を 4 回クリックします。

このチュートリアルを続けるには、「実習 3: パイプ ネットワークに分岐を追加する」に進んでください。