この実習では、設計基準ファイルに半径と設計速度テーブルを追加します。
地域機関の標準が付属の設計基準ファイルの標準と異なる場合、[設計基準エディタ]ダイアログ ボックスを使用して、地域の標準に対応するようファイルをカスタマイズすることができます。
この実習では、既存の設計基準ファイルに最小半径テーブルを追加し、新しい名前でファイルを保存します。
この実習は、「実習 3: デザイン チェックを使用する」から継続しています。
最小半径テーブルを追加する
[設計基準エディタ]ダイアログ ボックスが開くとき、既定の設計基準ファイルの設計基準が表示されます。 ダイアログ ボックスの左側のフォルダには、設計基準ファイルで使用される測定単位を指定するテーブル、および線形と縦断の設計基準テーブルが含まれています。このダイアログ ボックスでは、現在のファイルの基準を変更したり、別のファイルを開いたり、新しいファイルを作成することができます。次の手順では、既存のファイルに基準テーブルを追加し、変更内容を新規ファイルとして保存します。
コレクションには、複数の最小半径テーブルがあります。
[最小半径テーブル]コレクションの末尾に空の テーブルが表示されます。
設計基準ファイルを保存する
設計基準ファイルを複数のユーザで共有する場合は、関係するユーザ全員がアクセスできる場所に保存する必要があります。共有の場所にアクセスできないユーザに、カスタム設計基準ファイルを使用した図面を送る場合は、設計基準ファイルも送る必要があります。
線形の作成時に[デザイン基準ファイルを使用]オプションを選択すると、既定によりData¥Corridor Design Standards¥[units] フォルダの最初の設計基準が線形に適用されます。カスタム設計基準ファイルが既定で選択されるようにするには、そのファイル名がフォルダ内の先頭に配置されていることを確認してください。
基準をテーブルに追加する
[速度] | [半径] |
---|---|
70 | 125 |
90 | 235 |
110 | 387 |
130 | 586 |
既存の 2 つの行の間に行を追加するには、 をクリックします。行を削除するには、
をクリックします。
さらに高度な操作: ダイアログ ボックスの左側で他のコレクションを展開します。さまざまなフォルダやテーブルを右クリックして、使用できるオプションを確認してください。
さらに高度な操作: [線形プロパティ]ダイアログ ボックスを使用して、新しい Sample_Local_Criteria.xml 設計基準ファイルと Local Standards eMax 7% テーブルを Align-4b.dwg の線形に適用してください。
次のチュートリアルを続けるには、「横断勾配摺り付けを線形に適用する」へ進みます。