Ramberg-Osgood 塑性

母材構成材料の応答は、繊維方向を基準とする荷重方向への感度を示すように強化された、Ramberg-Osgood 塑性モデルによって提供されます。HIN ファイルを使用すると、材料特性の指定時に最適化された 4 つの塑性パラメータ(σ0、n、α、β)と最大の繊維配向固有値(λI)を調整できます。

*RAMBERGOSGOOD
sigma_0, n, alpha, beta, eig

ここで、sigma_0 は母材の降伏強度、n は硬化パラメータ、alpha および beta は重み付け係数、eig は最大繊維配向固有値です。 詳細については、『理論マニュアル』の「破壊モデル」セクションを参照してください。*RAMBERGOSGOOD キーワードの前に、有効な *MATERIAL または *ENVIRONMENT キーワードを設定する必要があります。

次の例では、応力-ひずみの実験データへの適合度を高めることを狙って、材料の降伏強度と硬化パラメータを調整します。降伏強度として 71 MPa、硬化パラメータとして 8.0 を指定します。

*MATERIAL, NAME=CA-PLASTIC-1
*RAMBERGOSGOOD
71, 8.0, , ,