データ チェッカーを設定するには

データ確認は、Oracle エンタープライズ インダストリ モデルのみで利用できます。SQL Server またはファイルベースのインダストリ モデルではサポートされていません。

  1. Infrastructure Administrator で、次のいずれかを実行します。
    • [エンタープライズ]をクリックし、エンタープライズ インダストリ モデルに接続します。プロジェクトを開きます。
    • [ファイル]をクリックして、インダストリ モデルの図面またはテンプレートを開きます。
  2. [インダストリ モデル]ノードをクリックします。
  3. [インダストリ モデル]メニュー > [データ チェッカー]の順にクリックします。
  4. [データ チェッカー][一般]タブをクリックし、 をクリックしてチェックを作成します。
  5. 名前を入力し、必要に応じて親チェックと説明を入力します。
  6. 選択したデータ チェックで実行される SQL Select 文を指定します。

    Check 文はデータを解析し、エラーを返す SQL select 文です。Check 文で行が返されない場合、データは有効です。SQL アシスタントを使用し、文を作成します。「SQL 式リファレンス」を参照してください。

    SQL select 文は、一連の FID を返す必要があり、次のスケルトンに一致する必要があります。

    • 簡素なデータ確認の場合は、次を使用します。
      SELECT fid FROM <feature class> WHERE <checking condition> ORDER BY fid;
    • 高度なデータ確認の場合は、次を使用します。
      REPEAT <select statement> FOR <select statement>;

      この SQL select 文は、2 番目の Select 文が結果を返す限り、最初の Select 文を繰り返します。

      最初の <select statement> では、2 番目の <select statement> の列を表すプレースホルダを使用できます。例:

      REPEAT
      SELECT fid from $f_class_name WHERE <checking condition>
      FOR
      SELECT f_class_name from TB_DICTIONARY where f_class_name like 'EL%';
      注: 確認を実行する任意のデータ ビューを定義し、Check 文を使用してこのビューで SELECT を実行します。例:
      SELECT fid FROM <database view> ORDER BY fid;
  7. [SQL のチェック]をクリックし、文を検証します。
  8. 次の詳細オプションのいずれかを設定します。
    [モジュール名] カスタマイズされたプラグインで使用するデータ チェックを定義するには、モジュール名の値を使用して、実行されるデータ チェックをフィルタします。たとえば、このオプションを使用して API を介してデータ チェッカーを使用します。
    [行レベルのセキュリティ] 行レベルのセキュリティを指定します。
    [データ チェックは選択したジョブまたはライブ ジョブに適用されます(スケジュール設定されたタスク)] 現在のジョブ(手動開始の場合)またはライブ ジョブ(スケジュールされた開始の場合)でデータ チェックを実行します。
    [データ チェックはエンタープライズインダストリ モデル全体に適用されます] エンタープライズ インダストリ モデル全体でデータ チェックを実行します。