「レッスン2:図面をクリーンアップする」で使用した図面には、オブジェクト データが含まれています。オブジェクト データは、図面オブジェクトが表している現実社会のオブジェクトの属性で構成されています。オブジェクト データはマップ自体に格納されており、個々の図面オブジェクトに関連付けられています。
図面オブジェクトを書き出す際、オブジェクト データを使用して、SDF ファイルにフィーチャ クラスを作成することができます。作成されたフィーチャ クラスには、オブジェクト データ属性に対応するプロパティがあります。
この演習では、図面内の通りのセンターラインが Lanes、Speed_Limit、Surface という 3つのオブジェクト データ属性を持ちます。
図面オブジェクトを SDF に書き出すには
- 「レッスン2:図面をクリーンアップする」で使用したStreet_Centerlines.dwgマップまでナビゲートし、開きます。
- の順に選択します。 検索
- [書き出し場所]ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。
- [ファイルの種類]が[Autodesk SDF (*.SDF)]に設定されていることを確認します。
- 書き出されるファイルの場所とファイル名を指定します。
- [OK]をクリックします。
- [書き出し]ダイアログ ボックスの[選択]タブで、[すべて選択]が選択されていることを確認します。
- [フィーチャ クラス]タブをクリックして、次の操作を行います。
- [図面オブジェクトに基づいて複数のクラスを作成する]をクリックします。
- [使用する図面オブジェクト]で、[オブジェクト データ]を選択します。
- [図面オブジェクト]で、[未分類]チェック ボックスをオフにします。
- [フィーチャ クラス]で、Street_Centerlines をクリックします。
- フィールドに表示された[参照]ボタンをクリックします。
Street_Centerlines のオブジェクト データには、Lanes、Speed_Limit、Surface の3つの属性があります。
- [フィーチャ クラス プロパティ マッピング]ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。
- [属性を選択]をクリックします。
- [オブジェクト データ]項目を展開して、新しいフィーチャ クラスのプロパティになる属性を確認します。
- [OK]を2回クリックして、[書き出し]ダイアログ ボックスに戻ります。
- [OK]をクリックして、図面オブジェクトを SDF ファイルに書き出します。
[データ接続]ウィンドウを使用して、書き出された SDF ファイルに接続します。
AutoCAD コマンドを使用して、SDF ファイル内のフィーチャを編集できます。
このチュートリアルを続けるには、「演習 2: マップを DWF ファイルにパブリッシュする」へ進みます。