タイム エディタ(Time Editor)の構成を使用すると、Maya シーン内に複数のバージョンのタイム エディタ(Time Editor)を作成できるため、同じアニメーションのバージョンを複数試すことができます。クリップは、撮影現場で記録したある瞬間のフィルムのようなものです。これを、編集室で他のクリップと組み合わるとムービーができあがります。合成とは、同じムービーの異なるバージョンのようなものです。アニメーション全体のさまざまなバージョンを作成するには、1 つのシーンで複数の合成を作成して、合成間を切り替えることができます。
シーン オブジェクトを動かす場合は各構成が固有のワールドになりますが、アニメーション ソースを使用する場合はそうなりません。
合成を作成するには:
同様に、さらに多くの合成を作成して、各合成に異なるアニメーションを追加できます。各合成間で切り替えることによって、別のアニメーションを定義するリストを表示できます。
新しい合成を作成する際、トラックは空です。合成をコピーしてそこに含まれるデータを繰り返し使用するには、タイム エディタ(Time Editor)ツールバーの合成の複製(Duplicate Compositions) ボタンをクリックします。Maya シーンの他の部分で使用したアニメーション ソースを繰り返し使用する方法については、「タイム エディタ(Time Editor)のアニメーション ソース」内の「アニメーション ソースの再利用」セクションを参照してください。