Asset Browser の Physical Properties フォルダには、3D オブジェクトとその環境の間の複雑な相互作用のシミュレートに使用できる Physical Property アセットが含まれています。Physics ソルバを使用すると、キーフレーミングやモーション キャプチャでは実現が困難な衝突とリジッドの相互作用の効果を作成できます。
物理プロパティにはリジッド ボディ(Rigid Body)、ラグドール(Ragdoll)、ジョイント(Joint)の 3 種類があり、いずれもシーン内のオブジェクトのプロパティを物理ソルバに提供する役割を持ちます。リジッド ボディ物理プロパティを使用すると、キャラクタやオブジェクトなどのシーン 要素の相互貫通を防ぐことができます。ラグドール物理プロパティを使用してキャラクタのコントロール リグをアニメートすれば、キャラクタが腕をばたつかせながら転ぶ様子などをよりリアルに再現できます。ジョイント物理プロパティでは、ドア ヒンジやチェーン、ロープのようなオブジェクトの動きを再現することができます。