磁気式データのマーカー セットを作成し、定義するには:
- 磁気式モーション データ セットが収納されたファイルをロードします。
Viewer ウィンドウに、パフォーマに関してキャプチャされた磁気式モーション データを含む黄色いマーカーが表示されます。
理想的な場合、マーカーは、Z 軸の正の方向を向いた T-スタンスです。モーション データをキャプチャするときは常に、パフォーマが Z 軸の正の方向を向いた T-スタンスで、テイクを開始/終了する必要があります。
- シーンに Actor アセットを追加します。
名前 Actor が Navigator ウィンドウ > Actors フォルダに表示されActor Settings が右ペインに、灰色のモデルがシーンに表示されます。
- Viewer ウィンドウで、アクターのヒップを選択し、アクターが磁気マーカーの雲の内側に表示されるまで移動します。
- マーカーの配置が正しくなるまで、アクターのボディ パーツの移動、回転、およびスケーリングを行います。アクターを調整するときは、さまざまなカメラ パース ビューや Normal および X-Ray 表示モードを使用します。
ヒント: マーカーの配置がパフォーマのボディにおけるマーカーの配置と同じになるように、アクターのボディを配置してください。
- Actor Settings で、MarkerSet ボタンをクリックし、Marker Set メニューで Create を選択します。
既定では、最初に作成するマーカー セットは Marker Set フィールドで Marker Set 1 という名前が付けられます。追加のマーカー セットには連番が付きます。
- Navigator ウィンドウで、Lock ボタンをクリックしてアクターの設定を保持します。
- 各磁気マーカーを Actor Settings のアクター表示まで Alt キーを押しながらドラッグし、関連ボディ パーツを表わすセルにドロップします。各セルは、最大 5 個のマーカーを持つことができます。
マーカーをアクター表示にドラッグすると、Viewer ウィンドウの黄色い磁気式センサの周囲に、マーカー セットを示す白いマーカーが表示されます。アクター表示のセルは各ボディ パーツに作用するマーカーの数を表示します。センサの名前はオブジェクト リストに表示されます。
注: 各マーカーのドラッグが終わったら、必ず、各マーカーの選択解除を行ってください。そうしないと、後続の各セルまでドラッグされます。
- マーカー テーブルで、見出し Oriented をクリックした後、表示されるダイアログ ボックスで Ok をクリックして、マーカー テーブルのすべての Oriented オプションをオンにします。
- Actor Settings で Snap をクリックして、移動および回転のオフセットを計算し、Actor Settings のマッピングをアクティブにします。
- 表示されるダイアログ ボックスで、移動および回転(TR)のマーカ セット オフセットを再計算することを示す TR をクリックします。
アクターはアクティブで、センサの位置はアクターのボディ パーツとマッチしています。マーカ セットはセンサとアクターをリンクし、磁気式モーション データを使用してアクターを動かします。
注: マッピング処理は簡単ですが、アクターを正しく調整するためには、特に、磁気式センサのパフォーマにおける位置を正確には記憶していない場合、経験と直観が必要です。キャプチャの写真による記録を保持し、センサの位置を確認するために、パフォーマのイメージを Viewer ウィンドウ バックグラウンドにロードすることをお勧めします。