Relation コンストレイントの概要

Relation コンストレイントを選択すると、Constraint Settings に Relations ペインが表示されます。このペインには、リレーションを作成するためのグリッドがあります。

Relation コンストレイントは、モデル、ライト、カメラ、および出力デバイスにデータをマップします。このデータとして、アニメーション、記録済みテイク、または磁気式システム、グローブ、マウス、ジョイスティックなどからキャプチャされたライブの動作などを使用できます。

Relation コンストレイントは、基本的には入力デバイスとモデルとの間の接続ですが、入力デバイスと出力デバイス間、またはモデルと出力デバイス間の接続を行うこともできます。他のコンストレイントと異なり、グリッドに独自の Relation コンストレイントを作成します。

Scene Browser で Relations を選択すると、Constraint Setting ウィンドウに Relations ペインが表示され、Constraint Settings に オブジェクト ブラウザが表示されます。

Relation コンストレイント A. センダー B. オペレータ C. コネクタ D. レシーバ

リレーションは、最低 2 つのオブジェクトで構成されます。オブジェクトの 1 つがデータを送信し(センダー)、別のオブジェクトが送信データを解釈します(レシーバ)。

たとえば、リレーションは、マウスの動きをマーカーにマップしています。センダーとレシーバの間で、オペレータはマウスからの数値データをマーカーが使用するベクトルに変換します。オペレータは、数学的演算、比較、または変換を行うために使用します。

センダー オブジェクトは、マウスなどの入力デバイスとして使用され、レシーバ オブジェクトは、モデル、ライト、または出力デバイスとして使用されます。入力ボックスと出力ボックスの接続方法については、「センダー、オペレータ、レシーバを接続する」を参照してください。