Light Settings 領域には、ライトの外観と動作をカスタマイズするためのオプションがあります。
ライト タイプは、Infinite、Point、Spot から選択できます。これらのライトの詳細については、「ライトのタイプ」を参照してください。
Attenuation 設定では、ライトの強度が光源からの距離に応じて減衰する方法を指定できます。Dynamic Lighting シェーダを追加した後、この設定を使用して MotionBuilder がライトの減衰を計算する方法を設定します。ライトの減衰には、Linear と Quadratic の 2 つのオプションがあります。No Attenuation を指定すると、減衰は無効になります。
ライトの減衰設定: A. なし、B. Linear、C. Quadratic。シャドウのエッジを比較してみましょう。
ライティングが光源からの距離による影響を受けないようにする場合は、減衰の設定を変更しないでください。
設定 | 機能 |
---|---|
Linear | 均等な減衰が作成されます。方程式は(intensity/x)です。ライトの強度は、そのライトの位置を出発してオブジェクトに到達するまでの間、均等なペースで弱まっていきます。 |
Quadratic | 不均等な減衰が作成されます。方程式は(intensity / x の二乗)です。ライトの強度はオブジェクト付近で急速に弱まり、減衰のペースはオブジェクトから離れるにつれて緩やかになります。 |
選択したライトの「注視点」またはターゲットを定義できます。ライトが移動すると、ライトの注視点はそのライトに従って移動します。
Spot Light の注視点 A. 注視点が設定されていない Spot Light B. 注視点がギターに設定されている
詳細は、「ライトの注視点を定義する」を参照してください。
選択したライトの Up Vector としてモデルを追加して使用することができます。Up Vector は特定のライトの方向を制御するモデルです。
ライトは Up Vector モデルの位置に向かって移動するようにコンストレインされて、ライトの反転が防止されるため、ライトの投影アニメーションがよりリアルな動きになります。詳細は、「ライトのアップ ベクトルを定義する」を参照してください。
選択したライトのカラーを指定できます。既定では、光源のカラーは純白です。この設定はアニメートできます。詳細は、「ライト カラーを調整する」を参照してください。
選択したライトの明度を調整できます。この設定はアニメートできます。詳細は、「ライトを増強する」を参照してください。
Spot Light に対してのみ有効です。Cone Angle スライダを使用すると、Spot Light のライトのスプレッドまたは範囲を調整できます。Cone Angle が小さくなると、ライトに照らされるシーンの領域が小さくなります。この設定はアニメートできます。詳細は、「Spot Light を定義する」を参照してください。
Spot Light に対してのみ有効です。Fog Intensity スライダを使用すると、ライトのビームに表示されるフォグの量を調整できます。この設定はアニメートできます。詳細は、「Spot Light を定義する」を参照してください。
オブジェクトを照らさずに、シーン内でライトをエフェクトとして使用することができます。たとえば、以下の図は、Cast Light On Object を有効にした状態と無効にした状態を示しています。
Cast Light On Object A. 無効の場合 B. 有効の場合
Cast Light On Object オプションをオンにすると、オブジェクトが照らされます。この設定をオフにすると、ライト エフェクトは存在しますが、オブジェクトには影響しません。
Cast Light On Object をオフにすると、表示時間が速くなります。既定で、Cast Light On Object はオンになっています。オブジェクトがシーンの特定のライトにのみ影響を受けるように設定する場合は、「Selective Lighting Shader Settings」を参照してください。
Spot Light に対してのみ有効です。この設定を使用すると、Spot Light のビームが地面を照らすようになります。詳細は、「Spot Light を定義する」を参照してください。
Spot Light に対してのみ有効です。この設定を使用すると、Spot Light が放出する実際のビームを表示できます。多くの場合、これは Fog エフェクトに使用されます。詳細は、「Spot Light を定義する」を参照してください。
Spot Light に対してのみ有効です。この設定を使用すると、カメラに直接面しているときにライトのエフェクトを表示できます。詳細は、「Spot Light を定義する」を参照してください。