概要 - 重心

配管、配管サポート、機器、および構造物に重量を割り当てることができます。重量は、スペックに含まれていたり、[プロパティ]パレットまたは[データ マネージャ]を使用してモデルで設定します。

重量を割り当てた後、クイック重心を有効にして、重心スナップショットを作成することができます。

パイプ(チューブ)の重量は、線形加重(例: LBS/FT または KG/M)で指定します。

配管スペックの単位は、プロジェクトの単位に変換されます。たとえば、スペックおよびカタログの単位が LBS または LBS/FT の場合、メトリック単位のプロジェクトでは、KG および KG/M に変換されます。[プロパティ]パレットや[データ マネージャ]には、重量は常にプロジェクトの単位で表示されます。

[スペック エディタ]を使用すると、プロジェクトの単位以外の単位で重量を指定することができます。

クイック重心

モデル内の選択したオブジェクトの重心と総重量を表示することができます。

選択したコンポーネントがすべて同じライン番号を持っている場合、[プロパティ]パレットにはプロセス ライン全体の重心と重量が表示されます。

重心スナップショット

モデルに重心スナップショット記号を追加することができます。重心スナップショット記号にカーソルを合わせると、重心の座標と重量が、ロールオーバー ツールチップに表示されます。

重心スナップショットを選択して削除できますが、スナップショットを移動したり編集することはできません。

重心レポート

レポートに重心と総重量を表示することができます。

3D モデルから直接、重心と重量のレポートを作成することができます。重心レポートを作成するには、Report Creator がインストールされている必要があります。

クイック重心検証

クイック重心が有効で、重量を持っていない Plant オブジェクトを選択した場合、重量のないコンポーネントを識別するための検証ウィンドウが表示されます。クイック重心検証は、重量を持つコンポーネントが 1 つも選択されていない場合、有効にはなりません。

Plant オブジェクトは、検証ウィンドウでタグによって識別されます。タグが設定されていない場合は、ID 番号(PnPID)が使用されます。

検証を有効および無効にできます( plantcogvalidationswitch )。

重心

配管、配管サポート、機器、構造の重量および重心を取り扱う新しい[解析]タブが、リボンに追加されました。

重量は、スペックに含めたり、[プロパティ]パレットを使用してモデルで設定します。
モデルに重心ツールチップを表示したり、または Report Creator を使用することができます。

詳細は、「概要 - 重心」を参照してください。