Revit のパフォーマンス向上のために、ハード ドライブとローカル ストレージの構成方法を紹介します。
モデルの読み込み、ローカル モデルの保存、Microsoft Windows オペレーティング システムによって管理されるハード ドライブのスワッピングの際には、ワークステーションのハード ドライブの速度が Revit のパフォーマンスに影響を与えます。これらの操作を実行する際にパフォーマンスを向上させる必要がある場合は、高速のハード ドライブを使用すると効果的です。ただし、このワークステーションの改善の優先度は、CPU 速度に関連するパフォーマンス強化や使用可能な RAM の増設に比べると、著しく低いといえます。
プロジェクト内の点群によってパフォーマンスが悪影響を受ける場合があります。ソリッド ステート ドライブ(SSD)を使用すると、上記の各ケースにおける表示処理のパフォーマンスが大幅に向上します。
SCSI ドライブや SATA ドライブは、Revit の日常的な使用には必ずしも必要ありません。
Windows のスワップ ファイルについては、最小および最大設定を同じ値にしてください。なおその値は搭載されている RAM の少なくとも 2 倍の値に設定する必要があります。こうすることにより、作業中に、Windows によってスワップ ファイルのサイズが変更されるのを防ぐことができます。
ローカル コンピュータやローカル サーバを定期的にデフラグしてください。ドライブの断片化が進むと、PC のパフォーマンスが著しく低下することがあります。