照明をコントロールする

照明の調光、照明のオン/オフなどの照明設定をコントロールするには、これらの手順を使用します。

レンダリングする 3D ビューに照明レベルを設定すると、その設定は、そのビューにのみ、ビュー プロパティの一部として保存されます。その照明の設定は、他のどの 3D ビューのレンダリング イメージにも影響しません。たとえば、レンダリング イメージ内にムード照明を作成するために調光する天井照明を表現するには、この方法を使用します。

照明器具が共有されていないネストされたファミリである場合には、器具内の個々の光源をコントロールすることはできません。代わりに、照明器具全体をオンまたはオフにします。

注: [レンダリング]ツールを使用するレンダリング時間は、シーン内の照明の数に直接的に比例します。
注: 調光された照明の色温度変化を指定するには、照明器具のタイプ プロパティを変更します。[調光ランプの色温度変化]の値を変更します。

照明のオンとオフを切り替えるには

  1. 3D ビューを開きます。
  2. [ビュー]タブで、 (レンダリング)をクリックします。
  3. [レンダリング]ダイアログの[照明]の下から、[スキーム]で、人工照明が含まれている設定を選択します。
  4. [人工照明]をクリックします。
  5. [人工照明]ダイアログの[オン/オフ]の下から、レンダリング イメージに含める個々の照明器具または照明グループを選択します。レンダリング イメージ内の照明を省略するには、チェック ボックスをオフにします。

    また、[減衰]列に値を入力することで、個々の照明器具または照明グループ全体を減衰することもできます。詳細については、以下の「照明を調光するには」セクションを参照してください。

  6. [OK]をクリックします。
  7. 結果を確認するには、イメージをレンダリングします。

照明を調光するには

  1. 3D ビューを開きます。
  2. [ビュー]タブで、 (レンダリング)をクリックします。
  3. [レンダリング]ダイアログの[照明]の下から、[スキーム]で、人工照明が含まれている設定を選択します。
  4. [人工照明]をクリックします。
  5. [人工照明]ダイアログの[減衰]列で、照明グループまたは個々の照明器具に対して調光値を入力します。

    0 から 1 の値を入力して、減衰の相対量を設定します。値を 1 にすると、照明を完全にオンにする(減光しない)ことを意味します。値を 0 にすると、照明を完全に減光(オフに)することを意味します。

    注: 照明器具が複数の光源入りで共有はされていないネストされたファミリである場合には、器具内の個々の光源を減光することはできません。
  6. [OK]をクリックします。
  7. 照明を減衰する効果を確認するには、イメージをレンダリングします。

    減光値を 1 に設定(100% の光)

    減光値を 0.5 に設定(50% の光)

    A Revit rendering with 25% light

    減光値を 0.25 に設定(25% の光)