カテゴリおよびパラメータ値に基づいて要素を識別するフィルタを作成します。これらのフィルタをビューに適用して、要素の表示設定またはグラフィックス表示を変更します。
たとえば、ビュー内で 2 時間耐火壁の線のスタイルや色を変更する必要がある場合は、次の操作を行います。
結果として、フィルタ基準を満たすすべての壁は、指定した表示設定とグラフィックス設定でビューに表示されます(他の設定が優先されないことを前提とします。「要素の表示設定の優先の階層」を参照してください)。
規則によるフィルタには 1 つまたは複数の規則セット が含まれています。各規則セットには、1 つまたは複数の 規則 やネストされた規則セットが含まれています。
定義する規則および規則セットの数に制限はありません。
各規則セットは、AND 条件または OR 条件を使用します。
目的の結果を得るために、AND および OR 条件とネストを慎重に使用してフィルタ規則を計画します。「規則によるフィルタの例」を参照してください。
フィルタを作成するとき、最初に 1 つまたは複数のカテゴリを選択します。次に規則セットを作成します。規則セットの各規則には、パラメータ、演算子、および値を指定します。
規則の作成に使用できるパラメータは、フィルタで選択したカテゴリによって異なります。フィルタを作成する前に、達成しようとする目的を慎重に考慮し、これらの要素を識別するための最善の方法を検討します。フィルタに使用するカテゴリを決定します。
たとえば、2 時間耐火ドアを識別するフィルタを作成するには、[ドア]カテゴリを選択します。2 時間耐火ドアと壁を識別するフィルタを作成するには、[ドア]と[壁]のカテゴリを選択します。
フィルタに複数のカテゴリを選択する場合、規則に使用するパラメータを選択する前に、各規則のカテゴリを指定する必要があります。
パラメータには、次の任意の値を含めることができます。
規則の値としてグローバル パラメータを使用することができます。この場合、演算子は "関連付けられている" または "関連付けられていない" を使用します。
ワークセットが有効になっている場合は、[ワークセット]パラメータも使用できます。
規則を作成するときに使用できる演算子は、パラメータ タイプによって異なります。演算子の一覧は、「フィルタ ダイアログ」を参照してください。
規則に値を入力するときは、次のいずれかの操作で実行できます。
パラメータに複数の値を選択する場合は、値ごとに規則を追加します。これらの規則に OR 条件を付けて規則セットの下にネストします。
規則で共有パラメータを使用する場合、[パラメータあり]演算子を使用して、値を省略することができます。