チーム メンバーやクライアントにモデルを提示するための、ウォークスルー アニメーションを作成および編集します。
このビデオでは、次の操作について説明します。
ウォークスルー アニメーションを使うと、プロジェクトのプレゼンテーションを動的に行うことができます。まるで、建物のモデルや建物外構を歩いているかのように、空間を移動するカメラの視点からプロジェクトを表示します。ウォークスルーは、2 つの主要な手順で作成します。まず、カメラを追従させるカメラ パスを定義し、次に必要な視覚的果を作成するためにカメラのターゲットと位置を調整します。
ウォークスルーのカメラ パスを定義するには、[表示]タブで、[ウォークスルー]ツールをクリックします。この例では、建物の外壁を接近通過する「フライバイ」を作成するため、外構図ビューを使用してカメラ パスを定義します。ビュー内で点をクリックしてパスを配置します。[オプション バー]のオフセット パラメータを使用すると、点の配置に従ってカメラの高さを調整することができます。パスの定義が完了したら[ウォークスルーを終了]をクリックします。
プロジェクト ブラウザにウォークスルーのブランチが追加されます。ウォークスルー ビューを開いてウォークスルー アニメーションをプレビューします。ビューは静的で、アニメーションの単一のフレームが表示されます。
カメラ ビューに表示される内容を調整するには、立面図ビューおよび外構図ビューを開き、ウォークスルー ビューと一緒に並べて表示します。ウォークスルーのトリミング領域を選択し、[ウォークスルーを編集]をクリックします。カメラをウォークスルーの開始位置に戻すため、[オプション バー]のフレーム コントロールを 1 に設定します。
外構図ビューをアクティブにし、[オプション バー]のコントロールを[アクティブなカメラ]に設定します。カメラのグリップ コントロールを使用して、ウォークスルー カメラのターゲット位置とビューの奥行きを調整します。ウォークスルー ビューは、カメラを調整すると動的に更新されます。必要に応じてウォークスルー カメラのグリップを使用して、目的の結果になるようにフレームのトリミング領域を調整します。
[ウォークスルーを編集]タブをクリックし、再生コントロールを使用して次のキー フレームにカメラを移動します。必要に応じてカメラを調整します。すべてのキー フレームに対してウォークスルーの調整を続けます。
場合によっては、カメラのターゲット点の高さやカメラ自体の高さの調整が必要になることがあります。カメラのターゲット点の高さを調整するには、立面図または断面図ビューを使用して、ターゲット点の高さを上下に調整します。
カメラの高さを調整する必要がある場合は、[オプション バー]のコントロールを[パス]に変更し、グリップ点を使用してカメラのパスを調整します。この例では、カメラの位置が木の上になるようにカメラのパスが調整されています。
アニメーションのキー フレームのすべての修正が完了したら、フレーム コントロールを 1 に戻し、再生コントロールを使用してアニメーションをプレビューします。これで、説得力のあるプロジェクトのプレゼンテーションが完成しました。